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悲劇!増設メモリの怪

1999年6月10日  Arushilia


3年前のこと。

それまで出向して開発していた私ですが、本社に戻って作業する事になり、本社作業用のMyPCをもらいました。
しかし、そのアプ○ィバ君は開発するにはメモリ容量が貧弱だったので、32Mほど増強する事に。

で、箱を開けて中を見てビックリ!
なんと電源BOXの真下メモリスロット(SIMM用)があるじゃないですか!!

・・・手の入る隙間が無い・・・

「しかし、マニュアルにはこーゆー時どうしたらいいかなんて書いてないので、このままやらにゃぁアカンのやろなぁ」

と覚悟を決めてメモリを突っ込みました。

・・・やっぱりはめにくい・・・

しばらく頑張って、ガキッという手応えのある音がしたので、はめられたと喜んでメモリスロットを見ると・・・

「ひぃぃっ!! メモリがナナメにささってるぅぅっ!!!」(血涙)

メモリは垂直に刺さっているのに、正面から見ると、左右のある片方が深くはまり、片方が浮いている状態。
なんでじゃぁぁ! SIMMって、真っ直ぐ入らなきゃ垂直に起せないんじゃなかったっけ!?

あまりのことにムンク状態になっている私を見て、会社の仲間が様子を見に来てくれましたが・・・

「どうやったら、こういう風にはめられるわけ?」(汗)

それは、私も自分に聞きたいヨ・・・


それからが大変でした。
いくらがんばっても、中途半端にはまったメモリを抜く事ができず、仕方が無いから仲間に手伝ってもらって、業務用のねじ回しで止まっているマザーボード止めネジを無理矢理ひっぺがし、マザーボードだけを箱から抜き取って、ペンチでメモリスロットを慎重に開きながら、ゆっくりメモリを引っ張り抜きました(泣)
我ながら不器用すぎ・・・

その後このア○ティバ君は、しばらく私の業務PCとして役立ってくれていました。
しかし、そのうち外部から来たウィルスに侵されて起動しなくなったり、何だか知らないけどある朝突然ショートして、HDが焼けこげるといった事件が起き、あっという間にオシャカになりました。

こんな私を、事情を知る仲間や上司は破壊魔と呼んでくれます・・・(吐血)

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