他店！お客様は渡さない
小売店は昨今の不景気の中、互いに努力して商売をしております。
つまり、どんな小さな店でも、一応お互いにライバルということになるのですが．．．
先日の電話です。
「すみません、○○ですか？」
「はい、○○です」（○○は店の名前です）
「＊＊＊＊という商品は有りますか？」
「すみません。＊＊＊＊はメーカー欠品中です」
電話の後ろの方でゴチャゴチャと話をする声．．．
いつもだとここで「わかりました。どうも」といって電話が切れます。
この後お客様の判断で他店に探しにいかれる方、予約を入れる方いろいろあります。
でもこのお客さんはいきなり、
「他に近くに○○屋さん有りませんか」
まぁよくあるパターンですが、知ってても普通は言いませんよね。
お客を他店に逃がすことになりますから。
「×××ってお店近くにありますよね。電話番号知りませんか？」
．．．小売店は他店はライバルなんだゾ！．．．
．．．他店の有利になることは言うものか！．．．
「知りません」 ガチャ！
んなことは電話帳で調べてくれい！
みなさーーん。お客さんの立場からすればこんなことは何でもないかもしれませんが、小売店は日々の経営に頭を悩ませているんですよ。
こんな些細な事でもコンチクショーと思ってたりするんですよぉ。