異音！その音にはご用心
社内サポートという仕事を始めて早３年目。
あの当時はピチピチのサポートエージェントだった私も、いつの間にかテクニカルリーダーとなり、無茶な言い分を押し進めようとするユーザを軽くあしらえるぐらいは成長しました。
そんな私がテクニカルリーダーになったばかりの頃の話です。
あるサポートエージェントが困惑した表情で私ところにやってきました。
「あの〜、ネットワークプリンタが故障したって○○営業所から連絡きました」
「ん？ いつものようにケースを作成して、それ渡してくれたら修理の手配するけど？」
（１つの問い合わせに対し１つのケースを作成して、対応終了までそれで管理する決まり）
「それが、プリンタから異音がするだけで、機能自体は使えるみたいで・・・」
「ん〜〜〜、どんな異音かによって修理だね〜」
「どんな異音か確認はしたんですけど・・・なんか、おかしくて・・・」
「？？？ どんな異音？？」
「ギャロギャロ」
「・・・はあ？？」
「何度も確認しましたが『ギャロギャロって異音がする』って言うんです・・・」
「・・・・・あははははは！！」
爆笑してしまいました。
「どんな珍獣の鳴き声なんだよ！」とツッコんでしまいました。
ユーザ対応じゃなくて本当によかったと思いました。
それにしても、本当にどんな音がプリンタからするのか聞いてみたかったです。
ちなみに修理連絡したX○ROXの方にこの異音をお伝えしたところ、しばらくの沈黙後、
「・・・ゴホッ、わかりました。すぐに・・・ウプッ・・・失礼しました。すぐに、修理に・・・向かわせます」
とおっしゃってくれました。