2008年8月3日 TOM-3
最強!おば様の足技
某IT企業でなんちゃってSEをやっております、Tom-3と申します。
ある寒い日・・・
黙々と自分が設計したシステムのプログラミングを行なっていると、私宛の入電がありました。
相手は、私が受け持っているユーザ様でした。
「はい、お電話変わりました。Tom-3です」
「ああ、Tom-3さん? これ不良品だよ!」
「は?」
よく話を聞いてみると・・・
NT環境からXPに変えたばかりのクライアント数台の内、2台が業務中にいきなり電源が落ちるとの事。
・コンセントが抜け掛かってないか?
・ディスプレイと繋がっているケーブルが抜けかかってないか?
など、考えられる事象を一つずつ確認。
しかし、答えは、
「ちゃんと繋がっているよ!!」
とのお言葉・・・
興奮気味らしく、
「仕事が進まない!」
「データが壊れたらどうする!」
とかなりのご立腹ぶり。
「す、すいません。今からすぐ伺いますので!」
と、電話口で謝罪しながら社用車の予約を取り、すぐに上司に報告。
とりあえず行って、謝ってくる事に。
車を飛ばす事、数十分。早速現場に。
機器を利用されているおば様方に厳しい視線を受けながら、
「すいません、お待たせしました」
と平謝り・・・
すると電話をくれたユーザ様が、
「また落ちたよ! どういう事!」
と大激怒!
とりあえずクライアントを見てみるが、電源ケーブル等には問題なし。
次に、足元のOAタップを確認するために机の下に潜ると・・・
OAタップのスイッチがOFF状態になっておりました・・・
も、もしや(ーー;)
そう思いながらOAタップのスイッチをONに・・・
すると机の上から、
「あ! ついた!!」
とのお言葉が・・・
まさか・・・足で・・・(ー_ー#)
怒り顔を笑顔に変えながら、ゆっくりと机から這い出ると、
「こんなに不安定じゃ仕事にならないよ!」
とお怒りの所でしたが、
「あの〜」
と恐る恐る割り込み、おば様の足癖が起していた人災である事を説明・・・
該当する席に座っているおば様の額に冷や汗が浮かんでおりましたとも・・・
「まだ確定はできませんが、可能性としては高いので、再発しないために・・・」
と許可を頂いてから、OAタップの電源部分をON状態にしたままガムテープで固定して差し上げました。
ええ! してやりましたとも! ガッチリと!!
「それではまた何かありましたらご連絡下さい」
と笑顔で対応後、帰路。
以後、同じ障害は再発することなく、5年目の夏を迎えようとしておりますm(_ _)m
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