浸水！助けを呼ばれて
一昨日の深夜、そろそろ寝なきゃなとベッドに入った瞬間に、携帯に着信が入った。
表示されているのは年頭に別れた女の名前。
長距離と言うほど離れた場所ではないものの・・・なんだよこんな時間に・・・
「はい」
「今いい？」
「どうした？」
「ちょっと困ったことが・・・」
「何があった？」
「パソコンに・・・」
「うん」
「水を飲ませちゃった」
「・・・いつ？」
「たった今・・・」
「ちょｗｗｗおまっｗｗｗ」
「だから」
「ｗｗｗｗｗｗｗ」
「サポセンやってるかなと思って・・・」
「ｗｗｗｗｗ やってますよ、えぇｗｗｗｗｗ」
「笑いすぎ」
「そうかな？ｗｗｗｗｗ」
なんでも、ノートの向こう側においてあるコップを取ろうとしたら、なみなみと注いである冷めたゆず湯かなんかを思いっきりキーボードの上にぶちまけてしまった由。
その瞬間、ワタクシの顔が浮かんだそうな(笑)
で、件のパソコンは、持ち主に思いっきり水を飲まされたにもかかわらず、健気にも画面は普通に表示されている。だけれども、キーボードは反応しない。
そんな状態。
もうね、このレベルのトホホは笑うしかないですから、終始爆笑しながら対応を指示しましたよ、えぇ。
電源ケーブルを抜かせて、ひとしきり拭き取れる水気は完全に拭き取らせた後・・・
「ホットカーペットの上にそのまま乗せて、４８時間はパソコンの存在を忘れてろ」
「どうなるの？」
「そのくらいあれば中の水気も飛ぶだろ？」
「うん」
「それから起動して、駄目なら諦めたらいい」
「・・・今、起動したら？」
「御臨終の可能性高いね」
「ねぇ・・・」
「なに？」
「起動スイッチ押したいのだけれど」
「なんで？」
「どうなるのかなと思って・・・」
「下手すれば煙が上がって終わっちゃうってば」
「そしたら、買い換えられるよ、ねぇ・・・」
「駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目」
「押したい押したい押したい押したい押したい」
「データも全部飛んじゃうかもしれんぞ」
「あ゛、それは困るかも」
そのパソコンは、少し前のXPの入ったソニー製ノート。
買い換えたくなるキモチもわからないではない・・・のだけれど。ったく、困った女である。
丸々一時間、サポセンやった。
疲れた。
今晩でちょうど48時間経過する。
まだ白煙が上がりそうな気もするし(笑)
どうなるのかが非常に気になる。