2007年6月9日 カラスクルス
実録!父親奮闘記
実家の父は70近くになってから突如PCに目覚めました。
操作に困ると、真夜中でもいつでも電話で訊いてきます。
ある夜のこと。
「町内会の役員になったので名簿や出席表を作りたい」
と言い出しました。
前年のデータの名前を入替えればいいのですが、列を増やしたいとかいろいろ注文。
こちらもエクセルを見ながら指示。
「じゃ、クリックして」
「ほい」
「どう?」
「表がない」
「へ? 画面どうなったの?」
「草原が見える」
・・・どこをクリックしたの?
またある夜は、とても焦った様子で、
「PCのスイッチ入れても点かん!」
私が2〜3年使ったノートを譲ったのだけど、ついにダメになったのか?
「昨日は点いたけど・・・そういえば、バッテリーがどうたらていうのが出てた」
アダプタが接触不良か何かで、バッテリーを使ったのかしら?
「コンセントにちゃんとつながってる?」
「おお、つながっとる」
「じゃあ、コードのどこかが・・・」
すると、
「あー、悪い悪い、コンセントのスイッチが入れてなかったわ。どおりで電気スタンドも点かんかったわ」
こんな父です。
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