2006年12月14日 ちきんかつ
恐怖!隣の空き家
以前は専門学校でWeb系の講師、個人的にサポートセンターもどきもしているので、面白いネタを思い出したらお送りします。
かれこれ、10年くらい前から個人的にパソコンを見てあげている女性のお話です。
今はMacに乗り換えていますが、当時の彼女は別の知人の作った自作機でWindowsを使っていました。(ぼくもMacの方が得意です)
彼女はパソコン使用歴はそこそこ長いのですが、ほんの少しの知識で頑張っています。
センスは良いので、なかなか良いサイトなども作っているのですが、あの知識でよくぞここまでと感心させられます。
数年前の話ですが、その時は、
「ソフトの使い方を教えてほしい」
という事で、出向きました。
メモを片手に真剣な彼女を横に、まずはぼくがゆっくりやってみせて、一通り終わると実際に彼女がやってみると言う流れで、無事に完了。
終わったあとで、コーヒーを飲みながらあれこれ雑談。
「ハードディスクがパンパンで困ってるのよね」
必要のないファイルを地道に消し、しばらく使わないデータはCD-Rに焼いたり、zipドライブに保存したり、何とか容量を確保しているらしいのです。
確認してみると、確かにCドライブは残りがほんの僅か。
しかし、パーテションを切ってあり、Dドライブの方は・・・なんと全く使用していません。
少し前の話ですので、Cドライブは5GB、Dドライブは10GBになっており、組み立てた知人はデータはDドライブに保存するようなつもりだったのでしょう。
「なんでこっち(Dドライブ)を使わないの?」
と聞くと、彼女は、
「よく解らなくて、怖いから」
とのお答え・・・
データを保存するためにDドライブがあるのだと言う事を説明したのですが、どうしても理解できないようで、
「大丈夫、まだ消していいデータがあるから!」
と、頑にDドライブを使うことを拒む彼女でした。
その後しばらく何事も連絡がなかったので、彼女なりに解決したのだと思いますが・・・
10GBもったいない。
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