2006年8月19日 ばる
妄想!ある老人の甘い生活
サポートの仕事を7年ほど続けている者です。
いまはケーブルTVインターネットのサポートをしています。
これはADSLの回線サポートをやっていたときのお話です。
とあるご老人からの電話を受けました。
「あのー、今日新しいモデルが届いてなあ」
皆さんにはお分かりだと思いますが、この方がモデルと言っているのはモデムのことです。
新しいモデムの配線方法の質問でした。
「モデムでございますね」
「そうそう、新しいモデルな」
さりげなく「モデムですよ」と伝えたつもりが、伝わってないようです。
この後の会話もひたすらモデルと言い続けます。
「前のモデルもよくやってくれたんだけど、やっぱり新しいやつがいいやねえ」
そのうち頭の中に老人とモデルがいっしょにいる風景が頭に・・・
新しいモデルがやってきたので、今いるモデルを捨てた老人。
そして捨てられて泣くモデル。それをみて勝ち誇ったような顔をする新しいモデル・・・
「あんまりモデルを取り替えるのも悪い気がするんで、今回のを最後にできたらいいなぁと思ってるんだがね」
このへんで問い合わせ内容よりも、老人とモデルのシチュエーションが頭から離れなくなってしまいました。
結局、なんとか案内も終わり、ご老人は最後のモデルさんと仲良くやっていくそうです。
お幸せに。
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