2005年11月21日 かーるす
軟体!母の姿を目に焼きつけ
はじめまして。
久しぶりにサポセン黙示録に目を通して一気に読破してしまいました。
おかげ様で過去にあった出来事がフラッシュバックして脳内を駆け巡っております。
その中から一つ、うちの母親ネタを・・・
我が家は両親が工場を経営しておりまして、結婚前の私もその工場で両親と一緒に働いておりました。
当時、会社には私が友人からもらったPCが一台ありまして。
休み時間中は私がそれで気分転換にマインスイーパーなどをして、就業時間中は母に経理事務などに使わせていたのですが・・・
その日も休み時間に私がちょろっとパソコンで遊んでおりました。
さぁ仕事に行くかねと電源を切ろうとしたところ、母が、
「あ、あとで使うからパソコン切らんとそのままにしといてー」
と言うので、
「わかったよー」
と、電源をそのままにして事務所を出て階下の作業場へ向かったのです。
小さい町工場ですので、社内の作業場からはどこにいても2階にある事務所のドアが目に入ります。
何か問題があった場合は、母が事務所から出てきて、
「ちょっとー、お父さんー」
などと呼べば用が済むという、とてもアットホームな会社だったのです。
さて、作業に入り10分ほどした頃だったでしょうか。
急に事務所のドアがバタン!!と荒々しく開いたかと思うと、
「かーるすーっ!! ちょっとーーーー!!」
母が血相を変えて飛び出してきました。
な、何だ!?
父も従業員も、もちろん私もぎょっとして母を見ると、
「パソコン、こんなんなっとる〜〜〜!!」
と、真剣な顔をして、大の字に両手を広げた母がくねくねと踊りまくる姿が・・・(汗
「な、なにー!? どうしたの!?」
困惑した私が声を張り上げても、
「知らん! こんなんなっとんの!」
と必死の形相でくねくねくねくね踊り続ける母・・・
父も、
「何をやっとんじゃ、あいつは・・・」
と、ガスバーナー持ったまま困惑顔。
(いや、危ないから消してよ)
「???」をいっぱい並べたまま、私が事務所に戻る間中、ずっと母は全従業員の見守る中、そのくねくね踊りを続けておりました・・・
戻ってみれば何の事はない。
棒人間のような人がひたすら踊りまくるスクリーンセーバー(友達が自分で作画し、作ったもの)がくねくね踊りまくっていただけだったんですがね・・・(涙
こんなこともあったね、と母と久しぶりに話したら、
「あー、あん時はほんまにパソコンおかしくなったと思ったもん」
と、けたけた笑い出す母の横で、
「おかしくなったんはお前やないか」
と冷静なツッコミを入れる父でありました。
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