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間違!フロッピー三段活用

2005年6月18日  かづ


1980年後半。
まだ私が新人社員だった頃、某メーカーSEさんに聞いた話です。


当時、その部署で開発等で使われていたのは5インチフロッピーディスク(ペコペコの薄いプラスチック製カバーにパックされている直径5.25インチのフロッピーです)使用のオフコンでした。

とあるお客様から「フロッピーが読み込めない」と連絡があり、電話対応していた時です。
別のフロッピーは読めるのかどうか確認しようとして、

「では、フロッピーをドライブから出してください」
「あれ? フロッピーが出てこないんですけど?」
「えっ?!」

なんとこの方、フロッピーのプラスチック製カバーを破って(もしくはハサミ等で切って?)裸の磁気ディスクドライブに突っ込んでいたのです・・・!

当時この手の失敗は度々あったそうです(笑)


暫くして別のお客様から同様な連絡があり、前回の事もあってヘタにいじってフロッピー壊されるとマズイと思い、即郵送してもらったそうです。

届いた封筒は、どう見ても定形郵便サイズの封筒
5インチのフロッピーが入るサイズではありません。

恐る恐る開封してみたら・・・
丁寧に4つに折り畳まれたフロッピーが・・・!!

カバー破るのもだけど、折りたたむのも結構大変かと。


また暫くして別のお客様の会社へ訪問した時、上記2つの事件の話をして、お客さん共々爆笑。

「Cさんトコは、しっかりとしているからこんな事しないですよね?」
「もちろんですよ! フロッピーはちゃんと管理してます、ほらっ!」

と指差した方を見ると・・・
ホワイトボードに整然と並んで磁石で貼り付けられているフロッピーが・・・!!


この話を聞いて笑い転げてて、そのフロッピー達のその後を聞くのを忘れちゃいました。

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