2005年4月13日 サッチモ・セレナーデ [URL]
判別!アイデアは良かった
私は以前パソコンの指導員をしていました。これはその頃の話です。
普通、初心者に日本語入力を指導する時は、ローマ字入力を教えます。
私自身はカナ入力ですが、これは慣れればローマ字入力より早く打てるものの、覚えるキーが多くて大変なので、十数個のキーを覚えさえすれば良いローマ字入力の方が初心者には適しているからです。
ある50代の男性を教えていた時のこと。
いつものようにローマ字入力を教えようとしたところ、大問題が発覚しました。
「わし、ローマ字わからへん」
手取り足取りローマ字教えている訳にはいきません(^_^;
仕方ないのでカナ入力に切り替えることにしました。
案の定、キーの多さと並び方の乱雑さに閉口しています。
「なんでこんなにバランバランに並んどるんや。・・・そうや! 色分けしたらええやろ」
私もそれは良い案だと思い、賛成しました。
そしてその方は色とりどりのペンを持ってきて、キーボードをアイウエオ順に塗り分け始めたのです。
が。
それはなんと半透明の蛍光ペンでは無く、油性のマジックインキだったのです(^_^;
気付いたときには、その方は油性マジックでキーボードを塗りつぶしていました。
アイウエオは黒、カキクケコは赤、サシスセソは青に・・・
「しもた! 塗りつぶしたら読めへん!!」
当たり前じゃ〜い(ノ^_^;)ノ ~┻━┻ ☆
− 1000 −