2006年11月15日 あつこ
録音!それで済むなら
私はアメリカ在住です。
地域のプロバイダ最大手、S○Cのサポセンに電話をかけました。
私は利用者側です。
初回。
「ありがとうございます、○○○のサポートセンターです」
「あ、私このたび契約させて頂いた、あつこと申しますが」
「ご利用いただき、ありがとうございます」
「メールがうまく送受信できないんで、受信と送信のサーバの設定を確認させて頂きたいと思いまして」
「メールソフトは何をお使いですか」
「えーと、日本のソフトなんで、ご存知ないと思います」
「Outlook以外はわかりません」
「・・・・・」
おいおい、たかがサーバの設定だよ?
それとも、Outlookユーザ以外は認めないってこと?
別にここ、マイ○○ソフト系じゃないよねー?
「あの、メールソフトについてお尋ねしたいわけじゃなくてですね、POPとSMTPの設定を教えて頂きたいのですが」
「Outlook以外はわかりません」
「いや、ですから・・・」
しばし押し問答するが、ラチが明かず、諦めて切る。
2回目。
「ありがとうございます、○○○のサポートセンターです」
「あ、私このたび契約・・・」
以下同文。
「メールソフトは何をお使いですか」
「Outlookです」
と、今度はウソをついた。
「ではまず、Outlookを立ち上げてください」
「立ち上がってます」
「上に並んでいるメニューから“ツール”をクリックしてください」
「もうプロパティの設定画面が出ているんで、POPとSMTPの設定だけ教えて頂ければいいんですけど・・・」
「“ツール”をクリックして下さい」
「・・・はい」
動かざること岩のごとし。
「では、次に“アカウント”をクリックして下さい」
「・・・はい」
ようやくPOPとSMTPの設定まで行くのに、たっぷり10分はかかりました。
その後、このサポセンでは、どんな質問をしても「メールの設定」と言った瞬間、Outlookの設定手順をイチから延々と述べるだけだということが分かりました。
多分、それ以外の対応することを許されていないんでしょうねえ。
ああ、人間同士のコミュニケーションがあった、日本のサポセンが懐かしい・・・
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