2006年9月10日 くー
呼出!空しく儚く
昨年の夏、私は切迫早産で入院しておりました。
治療は、24時間点滴をしつつ、ご飯・トイレ以外はひたすら横になって安静にする というものでした。
輸液量を一定にするポンプが付いていて、点滴の中身が無くなれば機械からアラームが鳴るようになっていました。
なので、アラームが鳴ったらナースコールで看護師さんを呼んで知らせていました。
さて、最近はナースコールを担当の看護師さんがPHSで直接取って対応をする病院が増えて来ました。
廊下にナースコールの音が鳴り響かないしこれはこれで便利なのでしょうが、今回はこの所為で、とんでもない思いをしました。
前置が長くなりましたがここからが本題です。
時は夕方。
アラームが鳴ったのでナースコールを押したのですが、なかなか出てくれません。
もし他の患者さんの部屋で身動き出来ない状況なら、なかなか出られないこともありますし。そう思って待っていました。
何十秒経過したでしょうか、プツッと、電話の繋がった様な音がスピーカーから聞こえました。
お、やっと出てくれたか。
と思った瞬間、明らかに看護師とは違う声が聞こえてきました。
「只今、電話に出ることが出来ません」
ン? 電話??
「ご用の方は、後ほどお掛け直し下さい」
プチッ ←回線が途切れた音
おい!!
お、落ち着け・・・確かナースステーションでもナースコールが取れるはずだし・・・
きっと出払ってて取れなかったんだ・・・次に鳴らせばきっと大丈夫・・・
と、再度押してみました。
プツッ
「只今電話に出ることが出来ません」(以下略)
・・・・・。
めげずにもう1回。
「只今電話に」(以下略)
・・・・・・・。
私ゃあどうすりゃ良いんだよぉ!!
結局、廊下を通っていた看護師さんがアラームの音に気づいて来てくれましたが・・・
後日無事に出産して、現在は育児に明け暮れています。
何故留守電に切り替わっていたのか、結局聞けませんでした。
今となっては少々気になっている次第です。
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