2005年10月20日 坂崎ゆき
誤解!それは違うんだ
今から10年ほど前のことです。
警備業の父は、当時、猛暑の中「連続夜勤で昼間寝る」という生活をしていました。
家にはクーラーが無かったので、昼間室温は35度をゆうに越えるという酷な環境。
それがたたったのか、過労のため、出勤途中に駅の改札で倒れてしまいました。
通りすがりの中年女性が、目の前で倒れた父に向かって絶叫しました。
「キャー!! 酔っ払いが倒れた!!」
騒ぎを聞きつけた駅員さんの迅速な対応で、すぐに救急車で搬送されて大事には至らなかったのですが・・・
この話を後日聞いた時に失礼ながら大笑いしてしまいました。
警備業という職業柄、顔が真っ黒に日焼けしていて鼻の頭の皮がむけて赤くなってるという様は、まさに、
「ちょっと一杯引っ掛けたおやじ」
に見えなくも無いんですから。
そんな父、今でも現役第一線、元気に活躍中です。
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