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恐怖!ドッペルゲンガー!?

2004年12月20日  シュウキチ


ある日、市役所から一通の封書が届きました。
いろいろ書いてありましたが、要するに、

「国民健康保険税の納付額が不足しているので追加して払って欲しい」

ということ。
算出基準となった平成15年度の所得の項目を見ると、

「所得:300万円 勤務先:A商事」

はて?
平成15年当時、私は学生、無収入、当然A商事との関わりも無し。


早速、市役所に問い合わせました。しかし、現住地の市役所では分からないので前住地の市役所に聞いてくれとのこと。
そこで前住地の市役所に電話。

(上記のことを説明して)・・・という訳なんですが、どういうことでしょう?」
「そうですか。A商事にお勤めだったことは無いと。アルバイトもですか?」
「そうです」
「ちょっと確認させてください、羽柴さん。当市にお住まいの際の住所は、○○町××番地ですね?」
「はい、そうです」
「以前、B市にお住まいでしたか?」
「はい、住んでいました」
「B市のC町ですね?」
「は? C町ではなくD町ですが」
「え、そうなんですか? ではE市のF町にお住まいのことは?」
「いえ、F町ではなくG町です」
「・・・そうなんですか・・・? ではH市にお住まいのときは・・・」
「H市ではなく隣のI市です」

担当者の方、気味悪そうに、

「・・・あなた、ハシバシュウキチさんですよね・・・?」
「はい。確かにハシバシュウキチです」

こっちも気味悪いです。

「ちょっと何が起こっているのか分からないので、お時間を下さい。2〜3日後にお電話いただけますか?」


で、後日。

「もしもし、先日お電話した羽柴ですが・・・」
「はい、担当者に代わりますので少々お待ちください」

そして、電話の向こうで受付嬢の呼び声。

「○○さーん、もう一人のハシバシュウキチさんです

え、もう一人の!?

「・・・お待たせしました。実はですねぇ、あなたと同姓同名の方のデータと混在していたらしいんですよ」


担当者氏の話によると、

全く偶然にも同姓同名だった私と彼が、
全く偶然にも比較的近い地域を転居して回った挙句、
どこかの役所で同一人物として扱われてしまった。


ようなのである。


「どこで一緒になったのかは、もはや調べようがありませんね。ちょうどもう一人のハシバシュウキチさんからも問い合わせがあったところなんですよ」
「同姓同名って、読み方もですか?」
「ええ。秀吉と書いて”ヒデヨシ”って読む方は多いですけど、”シュウキチ”っていうのは珍しいですよね。でも、そこまで同じなんです」


ちなみに、もう一人の羽柴秀吉さん、私と5歳違いで、現在は私の現住地の隣接県に在住とのこと。
会ってみたい気もしましたが、寿命が縮みそうなのでやめました。


後日談。

その後、市役所から別の通知が届きました。
今度は「市税等還付通知書」。納めすぎの税金を返してくれる、ということですが・・・

入金先は△△銀行◇◇支店。

・・・そんな口座持ってないし。
まだ一緒になってるんですか?

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