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検査!ガスは自前で

2004年9月25日  股割り


私が女子高に通う17歳だったある夜のことです。

父はまだ帰宅しておらず、母は入浴中、姉は彼氏と長電話。
そんな中、私はおならがしたくなりました。

腹の具合からすると、ものすごく臭いやつすかしで出そうです。
その時、ふと思ってしまったのです。

「このおならは、どれくらい臭いのか?」

その疑問にとりつかれた私は台所に行き、ガス台の脇に設置されているガス警報器の前に立ちました。

警報器の電源がONになっている事を確認し・・・
パンツを下ろし・・・
渾身の一発をすかしました。


「ブーーーーーーーーーーーー!!」


しょぼい機械のくせに、これでもかというほどデカイ音が鳴り響きました。

母は素っ裸で風呂場から走ってきました。
姉は受話器をぶん投げて走ってきました。
私はおしり丸出しで突っ立っていました。

「何なのよ!」「どうしたのよ!」

叫ぶ姉と母に、

「おならが・・・どれくらい臭いかなあ、と・・・思って・・・」

二人の剣幕にビビった私は、パンツを上げるのも忘れてしどろもどろ。

「バッカじゃないの!」

そう言い残して、事態を把握した二人はそれぞれの場所に戻っていきました。


私はこの事件から15年経った今も独身です。

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