2004年8月8日 巫狼飛花
試験!思わぬ脱力感
とある国家試験を受験した時の話です。
やはり国家試験ともなると、皆さまとても真剣です。
集合時間の1時間〜30分前には当然着席し、最後の総復習に余念がありません。
そんな中、私はつい寝坊をし、集合時間ギリギリに試験会場に到着したので、かなり慌てておりました。
あ〜、失敗した。これはもうダメかもなぁ・・・
周囲の方々はみな、参考書や今までの復習をしており、会場はとても重い雰囲気に包まれていました。
と、そこへ監督員の方々がやってこられました。
一人、代表の方がマイクを使って、試験の諸注意をし始めます。
「えー、ではこれより試験の諸注意を申し上げます」
うわー、もう始まるのか・・・
最後にもう一回目を通しておきたいトコがあったのに・・・
「まず試験用紙と回答用紙を配りますが、合図があるまで絶対に開かないで下さい」
よくある諸注意です。
「あ、今の言葉聞こえましたでしょうかー。後ろの方、聞こえてますかー?」
と、ここまでは普通でした。しかし、
「後ろの席の方々、聞こえますでしょうかー? 聞こえない方は手を挙げて下さーい」
おいおいおいおい。ちょっとマテ。
聞こえないなら、手も挙げらんないよー!!(笑)
「はい、ではよろしいようですね。次の注意に移ります」
・・・・・。
ちなみに他の受験者の方々は、気づかないのかそれどころじゃないのか、静かに諸注意を聞いてるようでした。
残念ながら私の席の近くに知り合いがおらず、このことについて話せませんでした。
まぁおかげで緊張はほぐれ、無事試験を終えることができたと思います。
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