2004年4月24日 興
誤爆!そのようにお願いします
いち市民の興と申します、初めまして。
間違い電話についてのお話を。
一般市民を脅かす間違い電話の恐怖。
我が家への間違い電話はより一層深みがあるんですよ。
我が家の電話番号は、あそこの電話番号と酷似してるんです。
警察。
あの電話が忘れられない。
時は夜中の一時半。
トゥルルルル トゥルルルル トゥルルルル
またかい。鳴り続けるのもうるさいし、仕方ねーな。
ガチャッ
「はい、興です」
中年女性の高ぶった声が。
『もしもし、○○警察署ですか! あのっ、あの・・・」
「いや、うちは興です」
ガチャッ ツーッツーッ
(−_−;)ム
誰しも緊急時には冷静さを欠きます。ある程度は仕方ないなーとも思います。
しかしこのオバサマは一味違いました。
トゥルルルル トゥルルルル
「はい、興です」
「もしもし、○○警察署ですね」
「だから違うんですよ。さっき正しい電話番号教えましたよね? 焦る気持ちは分かりますけど」
「なぁっ?!」
ガチャッ ツーッツーッ
(゜д゜;)へ
「なあっ?!」って何だ! 「なあっ?!」って。
ここで終わるはずだった。
がっ
四回目の電話が忘れられない。
ガチャッ
「○○警察さんですか、うちの・・・」
「興です。いー加減にしてくださいよ」
「あんたっ、そんなことばっかり言って、いいと思ってんの! 警察に電話するわよ!!」
Σ( ̄□ ̄;)!!
どこに電話してんだよっ!
警察に電話してんだろっ!
いい加減気付けっ!!
「・・・今度こそ警察に電話してください」
そう言うだけで精一杯でした。
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