2004年4月4日 こけむし
誤解!私はかわいい
あれは中学生か高校生くらいのことでした。
当時、我が家の決まりで、「お手伝い」が課せられていました。
私の担当は食器洗いでした。
私は男ですが、声変わりがあまり無く、比較的高い声です。
以上のことを前提に聞いて下さい。
17時頃でした。
学校から帰宅して洗い物をしていました。濡れるのでエプロンをして。
すると、
ピンポーン
洗い物の途中の濡れた手をエプロンの裾で拭きながら、「はいー!」と叫び玄関へ。
すると網戸越しにセールスマンっぽい若い男の人が立っていました。
彼曰く、
「あ、奥様でいらっしゃいますか?」
網戸越しだし、エプロンしてるし(しかも真っ赤)、声高いし。
仕方ないなと思いながら、
「いえ、違います」
「あ、失礼しました」
いえいえ、どういたしまして。
そう思っている私に、彼は続いて言いました。
「若奥様でいらっしゃいますか?」
・・・・・?
ぅをいっ!!!(−−#
「若奥様」って、なんじゃそりゃ!
何を考えてるんだー!!
怒りながら、
「いえ、息子です」
と言うと、セールスマン君は急にあたふたと、
「失礼しました〜」
と言いながら、セールスも忘れて去っていきました。
今では楽しい思い出です。
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