2008年11月16日 あおいろ
携帯!画面の向こうの変な客
某携帯会社の加入審査をさせていただいています。
直接お客様と電話などで会話をすることはないのですが、お客様の申し込みデータにはいつも頭を悩まされています・・・
その中から、いくつか衝撃的だったものを投稿させていただきます。
<その1>
加入に際して、お客様の「お名前・ご住所・生年月日」が解る書類を頂く必要があります。
で、ある日。
頂いた保険証を確認しながらパソコンにお名前と生年月日を打ち込むと、
「生年月日が存在しない日付です」
というメッセージが。
おかしいなと思い、生年月日を確認すると、
「昭和48年2月29日」
西暦・和暦の対応表を確認すると昭和48年は「1973年」。
ええと・・・西暦で4の倍数じゃない年には2月29日は存在しませんね、確かに。
よくよく確認すると「昭和43年」の「3」を「8」に書き換えていたのでした。
・・・頼むからこんなとこでサバ読まないでください。
<その2>
加入審査をしていると、携帯ショップの方から電話がかかってくることがあります。
「さっきのお客さんなんですが、気になる点があるので厳重に確認をお願いします」
話を聞いてみると、
「女性の名義で申し込んできているんですが、明らかに女装した男性だったんです・・・」
・・・結局、携帯電話の加入に問題のある点はなかったので回線は開通したのですが。
一体何の目的で女装していたのか未だに謎です。
<その3>
同じく携帯ショップからの入電で、厳重に確認して欲しいとのこと。
理由を聞くと、
「50代のオジサンがピンクの携帯を契約しようとしてるんです! しかも機種は若い女の子に人気の機種なんです!」
・・・娘さんか、もしくはどなたか若い女性へのプレゼントという発想はなかったんでしょうか。
いや、ピンクが好きなオジサンだったのかもしれないですけど。
私達は送られてきた書類と自社のデータバンクだけを相手にしていればいい話なのですが、こんな妙なお客様を直接相手にしている携帯ショップの皆様は本当に大変だなぁと思います。
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