2007年9月20日 日悠
通貨!平成のこの世に
私の友人はパン屋でバイトをしています。
そのパン屋はスーパーの中に併設された、規模の小さいものですが、スーパー自体の来客者数が多いので、夕方などになると大変忙しいそうです。
いつも通りレジを担当していた友人が、よくいらっしゃるお客様を担当したときのことです。
「合計○○○円になりまーす」
「はい」
その方の手にはお札が2枚握られていました。
1000円以下のお買い物だったので「おかしいなぁ?」と思いながらよくよく見ると・・・
500円札!?
そう。
もうとっくの昔に絶滅して、昭和と平成の境目辺りで生まれた私たちは、目にしたこともないようなものでした。
貨幣価値が怪しいので、あわててお客様に、
「ちょっと、ご利用できるかどうかわからないので、よろしければ他の紙幣か硬貨でお支払いいただけないでしょうか?」
と対応したところ、素直に小銭でお支払いしていただけたそうです。
私も祖母の引き出しの中に偶々入っていたのを見せてもらった位なのですが・・・
まだあるところには、あるものなんですね。
※500円札は、今も使えます。
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