2007年2月26日 izu
交換!厚顔にもほどが
某大型ショッピングセンターの銘店コーナーで働いております。
いつものように出勤すると、引き継ぎノートに次のような記載が。
「昨日30個入りのまんじゅうの詰め合わせを買ったのだが、他のお菓子と交換して欲しいというお客様が本日いらっしゃるので、応対お願いします。なお、レシートはお持ちでないとのこと」
うちのお店は、お買い上げいただいた商品がお客様のお気に召さなければ、
「いつでも、レシートが無くても、返品・交換いたします」
ということを宣言しています。
ともすれば自身の首をしめるのではないか、と心配してしまうような公約です。
まあそれは置いておいて・・・
開店時間になり、そのお客様が来店されました。
「あのぅ〜・・・昨日お電話した・・・」
「いらっしゃいませ。交換のお客様ですね。こちらの商品で、なにか不都合がございましたでしょうか?」
「いや、きのう頂いたんだけどね」
ん? 頂いた?
・・・! 自分で買ったんじゃないんですかーーー!?
つまり、
「知人からまんじゅうを頂いたけれども、このまんじゅうは子どもも自分も好きではない。30個も食べられないから自分の好きなお菓子に換えてくれ」
ということらしいのですが・・・
自分ちで食べないなら、近所に配るとかお友達にあげるとかしないか?
おまんじゅうをくれた知人の好意は?
などといろんなことが脳裏をよぎりました。
レシートなしの交換は上司の承認がいるので、上司に伝えると、上司も困惑しつつも交換に応じていました。
一緒に応対した同僚の言葉が忘れられません。
「この人くらい面の皮が厚ければ、人生ラクだろうね・・・」
いやぁ、世の中いろんな人がいるもんだなぁ。
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