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診察!誤解を招き

2006年12月12日  


自分は某医療機関に勤務しておりまして、いくつかネタを提供したいと思います。


<その1>

その医師は、患者から付け届けを受け取ることを常としています。
(ほんとはいけないことですが)

ある日、年配の女性(平たく言えばおばあちゃんです)の患者さんから、診察時に綺麗な紙に包まれた10cm×20cm×0.5cmほどの物を、大事そうに渡されました。
医師は、

「あ、どうも・・・」

などと言って、無造作に胸の内ポケットにそれをしまい込みました・・・
が!

おばあちゃん曰く、

「中々出なくて、今日ようやく出た検便です」

(検便は15cmほどのスティック状の容器が2〜3本ファスナーつきの袋に入ったものです)

医師は大変ショックを受けた顔で、ポケットから包みを出してナースに渡しました。
紛らわしいよ、おばあちゃん・・・

でも、常日頃からその医師の付け届けに関する習慣を快く思って居なかったスタッフは、影で喝采したそうです。


<その2>

その年配の女性患者(くどいようですが、おばあちゃんです)は、いつも家族に送り迎えをしてもらっています。

ある日、医師が聴診器を当てながら、

「今日はお迎えは?」

と聞きました。
当然、何時に迎えが来るか、それによって点滴の量を考えようという質問でした。

ところが、おばあちゃん曰く、

「ええ、毎日仏壇に手を合わせて、おじいさんに早く迎えに来てと言ってるんですけど、中々来てくれなくて・・・」

Σ(゜◇゜;)

お、おばあちゃん、意味がちがいますっ


年配の患者さんには気を使います・・・

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