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失敗!教育と影響と慣れと

2006年10月25日  くらら


私はシティホテルのフロントでアルバイトをしている女子大生です。
お客様の中にも大変面白い方は沢山いらっしゃるのですが、今回は私の失敗談の数々を書かせてください。


私は女子高を卒業しています。
地元でも超(?)有名なお嬢様高でした。
言葉遣いも厳しく、入学時には「お嬢様語」(一般では到底通じない)を学びました。

そんな私ですが、アルバイトをして初めてしたミスはこんなミスでした。


チェックインの際、お客様に朝食を召し上がるかどうかを確認します。

「明日のご朝食はご用意いたしましょうか」
「うーん。良いや。喰わない
「はい、喰われないんですね」(ニッコリ)
「・・・・・・・・・」
「お部屋は5階525号室で御座います。お疲れ様でございました」

全く気づいていない私。
だって緊張していたんだもん。

即座に上司がとんできて平謝り。
何で謝っているのか、後で指摘されるまで理解できませんでした。


そんな私、趣味は読書です。
特に小野不由美先生が大好きです。
小野不由美著の十二国記という小説を読んだ翌日でした・・・

当時時給700円だった私。
部長との話し合いで50円アップされようとしていました。

「くららさんもさ、慣れてきたし、750円にしても良いよ」
「本当ですか?!・・・でも、まだまだ慣れないことも多くて」
「まぁ、それはね。大学生にそこまで求めないよ」
「そうですか。ところで部長は、私の接客態度をいかが思し召しですか?」
「は?」
「ですから、私の接客のことをいかが思し召しなのかと・・・」

素で気づいていない私。
部長の大爆笑で「ハ!」と気づきました。


最後に料理長への一言・・・

「おやすみなさい!!」
「・・・今、昼の2時なんだけど」

おはようございます。と言おうとして間違えました。
だってお客様にいつも言っているから!

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