唖然！あなたにとって子供でも
空の寡占会社コールセンター元勤務者です。
そろそろ時効だろうと思うネタを投稿します。
ある日、いつものように電話に出ると、やや
「子供が乗ったかどうか教えて欲しい」
と言われました。
当時、まだ個人情報保護法施行の数年前でしたが、個人情報の管理が問題になりつつありました。
そのためお断りしようとしましたが、そもそもお客様がおっしゃる時間帯に、その区間を飛ぶ便は、弊社にも他社にも無いのです。
弊社に限って言えば、その時間帯にその空港を出る便自体がありません。
「お調べできない」だけでは申し訳ないので、
「そもそもそういった便がありません」
とお伝えしましたが、
「友達に聞いたら、○時に××空港発の便に乗ると連絡があったということなのに、私には来ないのよ！」
とのこと・・・
搭乗したかどうか知りたいと、繰り返し言われました。
やたらと、「子供が、子供が」とおっしゃるので、人道的に問題があってはいけないと思い、念のためお子様のお年をお尋ねすると・・・
「３６歳です！」
(￣□￣;)！！
うん、36歳にもなれば、一人で行動したいよね・・・
お母さんに言わないけど友達には言うってことは、お母さんには言いたくないのかな・・・
っていうか、３６歳って威張って言うことじゃないよね・・・
脱力のあまり、一瞬返答に窮しましたが、丁重にお断りいたしました。
この時は、なんて過保護な親なんだろうと思いましたが、今になって思えば浮気調査などの可能性も否定できません。
搭乗確認はよく受けたお問い合わせの一つですが、
「どうして家族なのに教えてくれないんだ」
との苦情が多かったです。
その度に「家族にだって知られたくない」という事情の人を想像できないのかな、と思ってしまいました。