2006年8月1日 からあげ
激白!遺伝子操作の真実
私は白髪のめがねおじさんがマスコットの某ファーストフード店で働いています。
昨日、すごいことを言うお客様がいたので書かせていただきます。
ちょうど夜のピーク時に50歳くらいのおばさまが私の前のレジに並びました。
そしてこう注文したのです。
「チキン50本ちょうだい」
こんなことはたまにあるので、大して驚きませんでした。
「夜の一番忙しいときにやめてくれよ」と思いながら箱詰めしようとすると、
「全部足の部分ね」
はぁ!?
もう一度聞きなおすと、
「だから、全部足の部分にしてって言ってるでしょ!!」
チキンのパーツは5種類あります。
さすがに、50本同じにしろと言われたのは初めてだったので、めちゃ驚きました。
しかし足の部分はチキン36本中8本なので、他のお客様と平等に販売するためにそのようなことは出来ないと申し上げたところ、
「なんでできないの! 私は客よ!!」
いや無理ですから。
「こないだ○○店では、ちゃんとやってくれたわよ!」
そんなわけないでしょ、物理的に不可能。
こんな押し問答が3分ぐらい続いたところ、次の一言が強烈でした。
「あんたのところは、遺伝子操作して足の多い鳥を生ませてるんでしょ! 知ってるわよ!!」
それは都市伝説だ!!
ほかのお客さんも大爆笑してしまい、そのお客様には店長を呼んで対応していただきました。
足がたくさんある鳥なんて怖くて揚げられないです。
いろんな意味であぶないお客様の接客はしたことありますが、遺伝子操作のことを言ったお客様は初めてでした。
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