2006年6月27日 Noria
不安!女子高生の生き様
私は、高校で、理科の教員をしています。
最近の高校生は、精神年齢が幼くなってきており・・・
可愛い反面、将来が不安になる子も多くいます。
ある日、放課後。
女子生徒が、研究室に遊びに来ました。
研究室に入ってきてすぐ、彼女は、
「なんか、この部屋に入ってから、目が痛い」
と言い出しました。
私のいる研究室は化学研究室です。
なるべく安全には心がけていても、実験や薬品から、僅かながら有害なものも出てしまいます。
また人によっては、その僅かな量に反応する人もいます。
部屋の換気を同僚に任せ、私は慌てて彼女を保健室に連れて行きました。
そこで、うがい・目洗い・目薬をさせ、無事痛みは治まったのですが・・・
保健室の帰り、彼女は大喜びで言いました。
「こんなに先生達に色々良くしてもらって・・・こういうの、えーと・・・そうだ! 『踏んだり蹴ったり』!!」
・・・・・・。
研究室に戻って、同じ事を同僚の先生方に彼女が言わないように、正しい言葉を意味も含めて教えてあげました。
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