2005年7月26日 木偶
制止!オレ様主義
某観光施設で交通誘導のアルバイトをしてます。
施設の玄関前には、障害者の方用の駐車スペースがあります。
しかしそこは4台分しかなく、一般のお客様は、少し離れたところにある駐車場から2〜3分ほど歩いていただくようになってます。
表示がわかりにくいこともあり、一般のお客様もたまに正面玄関のほうへ入ろうとするのですが・・・
そういった場合は、我々誘導員が制止して、正しい駐車場に案内しています。
もちろん中には不機嫌そうな顔をするかたも居ますが、ほぼ99.9%従っていただけます。
しかし先日、こんなお客様が来場。
障害者の方の車輌を正面に誘導した直後でした。
一台のゴツいアメ車(積載物はいかにもアタマの悪そうなカップル)が進入しようとしたので、
「おっとまた勘違いだな」
と思い制止しました。
明らかに一般のお客様だったので、
「すいません。こちら障害者の方しか入れませんので、一般のお客様はあちらの駐車場になります」
これはもう一日に何度も口にする台詞なんです。
文句をいうお客様も稀に居ますが、せいぜい「もっとわかりやすく表示しとけよ!」程度。
こっちも慣れっこです。
しかしこのお客様。ぶっ飛んでました。
「なんで障害者が入れて俺が入れねぇんだよ! クソが!!」
(゜Д゜)ハァ?
思わず素で「お前、障害者なんか?」と聞きそうになりました。
福祉とかそういう単語を教わらなかったのでしょうか。
人を見た目で判断してはならぬと思うものの、やはりそれなりの格好をした輩はそれなりだなぁ、と、変に納得した出来事でした。
(一応ブツクサ言いながらも一般駐車場へ移動しました)
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