2005年4月28日 ぶいぶい
補給!サービスサービス
私がバイトをしていました、あるコンビニの出来事です。
朝8時ぐらいでした。
お客様が入り口からまっすぐレジの方に向かって来られました。
いつも通り笑顔で、
「いらっしゃいませ〜」
とスマイルを振りまいていますと・・・
お客様は、
「お湯っ!」
と、紙コップを突き出されました。
・・・少し(かなり)酔っておられるようです。
・・・紙コップの中味は焼酎のようです。
・・・焼酎を飲んでいたようなのですが、お湯割り用のお湯が無くなったようです。
・・・もちろんうちで買われた物ではありません。
・・・確かにカップ麺のお湯サービスは行っていました。
一瞬固まりましたが、
「ここはコンビニ、サービス、サービス」
と気を取り直し、やや引きつった笑顔で、
「お湯でございますね」
とコップにお湯を注いで差し上げました。
するとお客様は、
「おう!」
とおっしゃられ、満足そうにそのままドアの方に去って行かれました。
・・・この人またお湯が無くなったらコンビニで補給するのでしょうか?
車の方から来たみたいでしたが、飲酒運転でないことを祈りつつ、「朝からお酒はほどほどに〜」と心の中でつぶやきながら見送ったある朝の出来事でした。
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