2000年3月10日 FOX−兄貴
不満!爆発しちゃって消えちゃった
ユーザー様のサポートセンターに対する不満の第1位は、間違いなく
電話が繋がらない
ということでしょう。
困ったときに、切羽詰まってるから電話してるのに繋がらない。流れるのは「しばらくお待ち下さい」の無機質なアナウンスのみ。
お怒りはごもっともです。
そして、我々サポート側が一番苦手な苦情もまた「電話が繋がらない!」というものなのです。
なんせサポーター個人では解決のしようがないのですから( ̄- ̄;
ただただ平謝りするしかないのがツライところです。
さて今回のお客様。
私が電話に出るまでに、3分ほどお待ちになっていました。
(電話のディスプレイで何分待ちか確認できるようになっています)
「たいへんお待たせいたしました、担当の○○です」
「何分待ったと思ってんだっ!!」
3分ちょいです、とは言えないので(^-^;
「申し訳ございません。ただいま、非常に混み合っておりまして・・・」
と、謝罪する私。
電話に向かってペコペコお辞儀してしまうのは、人間の悲しい習性なんでしょうか。
「謝って済むもんじゃないだろうが! 改善しようとは思わないのか!」
「はい、現在スタッフの増員などを検討しておりまして、今のところは申し訳ないのですが・・・」
ひたすら謝る私。
そして、1分ほど謝り続けたところ、お客様が素晴らしい一言を言ってくださったのです。
「あんまり長く待ってたから、なにを質問するか忘れただろっ!!」
Σ( ̄▽ ̄;)
「そ、それは申し訳ございませんでしたっ」
「なんとかしろっ!!」
Σ( ̄▽ ̄;)
「え、えーっと、では、ご使用の機種名からまず教えていただけますか・・・?」
「違う! そういうことを聞きたかったんじゃないんだ!」
「は!? では、どういうご用件で・・・」
「だから、それを忘れたんだと言ってるんだろうがっ!!」
やぶへび(T_T)
「あーもう! ムカツクなぁ! もういいっ!!」 ガチャン!!
切られてしまいました(T-T)
電話したらすぐに繋がるサポートセンター。
ユーザー様にもサポーターにも幸せな世界でしょうけど・・・実現までは、まだまだ遠い道のりのようです。
っつーか実現するんでしょうか(血涙)
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