1999年6月2日 訪希深
軟派!いえ、そうではなく
妙に浮かれた、いやいや、楽しげな男性のお客様でした。
Win95マシンでUSBポートがうまく動作しないという御相談です。
USBドライバをセットアップして頂いて・・・とあれこれやってみていたのですが、
「大変ですよね。いつもこんなのばっかり相手にして」
「いえいえ。そんな事ないですよ」
「そんけーしちゃいますよぉ」
「とんでもないですよぉ」(^-^)
などと、ここで明るい会話を交わしてしまったのが失敗だったのでしょうか。
そう、私は忘れていたのです。こういう男性のお客様で過去数回寒い目にあっていたのを。
対応は進みます。でもどうやってもうまくいきません。
そこで当社がかまえる、持ち込み専門のご相談窓口をご紹介する事にしました。
「お客様、秋葉原はお遠くになられますか?」(その部署は秋葉原にあります)
「実はすぐそばなんです。いつでも会えますよ♪ ねっ♪」
・・・・いえ、そうではなく。とりあえず乾いた笑いを返しつつ、
「失礼ですが、お近くにFAXはございますか? 宜しければ案内図をお送りいたしますが」
「FAXよりも携帯番号の方が周りにバレなくていいじゃない?」
・・・・いえいえ、そうではなく。とりあえず乾いた笑いを返しつつ、
「FAX番号xx-xxxx-xxxxの○○様ですね」
「訪希深(仮名)さんだったよね。連絡待ってますよっ♪」
「・・・・で、ではFAXをお送りいたしますので」(微妙に逃げモード)
「あっ」
「? なんでしょう??」
「FAXもいいけど、個人的なメッセージも最後によろしくね。頑張れちゃうからさっ♪」
「あ・・・・あははははは」(汗
「あははははっ♪ んじゃーねー♪♪」
ずっしりとした気分でFAXをお送りしました・・・。
寒いと思ってはダメですか(TT
女なら喜ぶべきですか(TT
っつーか、これで喜べる自分は・・・・見たくありません(TT
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