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重圧!夫婦の愛に挟まれて

1998年9月9日  かみら

我が社の特殊なパソコンのひとつに、キーボードが赤外線でつながり操作できるという機種があります。
当然、キーボードには電池が必要で、これが切れると操作できなくなります。
今回は、このパソコンをご使用のお客様の話です。

お客様は、ご婦人。
「キーボードが使えなくなっちゃったんですけど」
機種を聞くと前述の特殊なパソコンでした。
「本体とキーボードは、途中に邪魔になるものはないですか? 赤外線なので途中に物があると効かないんですが」
「それは大丈夫よ」
ここで、電池のことを思い出し、
「キーボードの電池が切れているかも知れないのですが、新しい電池はありますか?」
と進言しました。
「あるからちょっと待ってて」

お客様は保留をせず、そのまま電話を置き(要するに、相手の声は聞こえるまま)後ろにいると思われる、本来のユーザーである旦那さんに話し掛けました。
「そこらへんに電池ない〜?」
「そんなの知らねぇよ」
「・・・あんた、何よその言い方は!」
ここから夫婦喧嘩が始まりました(笑)

要するに、本来のユーザーである旦那の代わりに奥さんが電話をしてきたようで、それにも関わらず態度のデカイ旦那にキレた模様。
「それならアンタが電話すればいいでしょ!?」
「使い方わかんねぇんだから仕方ねーだろ!」
「・・・・・(どうしようもないので、とりあえず聞いているボク)」
5分もの間、夫婦喧嘩は続き、その間ボクはそれを聞きつづけるしかなかったのです・・・(涙)
奥さんが電池を発見し、交換したものの状況変わらず。保守紹介となりました。

電話を切る瞬間、また夫婦喧嘩が始まったような声が聞こえました・・・。

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