2006年11月28日 FOX−兄貴
無線!どこまでもなー
実家に帰ったときの話。
母親の使っているパソコンは、10年近く前のものです。
もともとはWindows95がプリインストールなのですが、Windows2000にしています。
用途がワープロソフトと写真の印刷ぐらいなので、別に問題無いようなのですが、
「友達からもらった写真を開くのに、すっごく時間がかかるの」
と。
確かに最近の画素数のデジカメで撮った写真を開くには、ちょっとスペック的に厳しいものがあります。
「そろそろ新しいのにしようか」
「あ、なら、インターネットってやってみたいんだけど」
そう、実家にはネットワーク環境がアナログ回線しかありません。
今まで誰も、インターネットなどに興味がなかったため、何も問題なかったのですが。
「いきなりどうしたの」
「友達がみんなやってるし。写真もわざわざ、フロッピーに入れてもらってるのよ、私だけやってないから」
「なら思い切って、光回線にでもするか。あ、無線にしようか」
「無線?」
「どこにノートパソコンを持って行っても、インターネットができるようになる」
無論これは、私の部屋でも使えるなら便利だな、という考えからなのですが(´ー`)
実際に母は、わりとパソコンを移動させることが多いので、便利なことには違いありません。
「それ便利じゃない! それにしよ!」
「今は販売店で、そういうのも全部セットにして安くなってることもあるしね。今度見てくるよ」
近所の販売店で買えば、いざというときにサポートしてくれるだろうし・・・
そう考えていると、母が一言。
「病院でも使えるんでしょ?」
(注:母は看護士であり、病院=勤め先です)
・・・・へ?
「なにが?」
「インターネットが」
あー。
なるほど。
「どこに持って行っても」というのが「家から出ても」と思ったのね。
いやひょっとしたら、世界中で使えると思っていたかも知れん。
「ダメなの?」
「無理です」
「なんだー、旅先でも使えると思ったのに」
うわ、ビンゴだったっぽい。
その後、有効距離とかを説明したわけですが。
改めて「無線」という言葉について考えさせられました(´ー`)
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