言葉の語源や漢字の読み等、雑多なものを集めています。
言葉の意味・語源
烏賊 |
烏賊(いか)は海面上に横たわり、それを狙ってきた烏(からす)を獲って食べるという言い伝えから、烏にとっては賊なので「烏賊」の字が当てられた。 |
糸瓜 |
糸瓜(へちま)は昔、字の通り「いとうり」と呼ばれていた。それを江戸っ子が気取って「とうり」と呼んだ。「と瓜」の「と」は、いろは歌「いろはにほへとちりぬるを・・・」の「へ」と「ち」の間の文字だから「へち間」となった。 |
お通し |
料理屋で最初に出てくる簡単な料理。「注文を料理場に通しました」の意味。間違いなく注文を受けました、の印としてお通しを出している。これに対して同じように出される「突き出し」は、客から注文を受ける前に店側が勝手に客に突き出す料理。 |
懐石 |
安土桃山時代、禅宗の修行僧は日に午前中一度の食事であった為、懐に温めた石を入れて空腹を紛らわせていた。この空腹を紛らわせる程度の簡単な食事を「懐石」と呼んでいた。 |
いちかばちか |
「一か八か」は丁半の二つの漢字(上の部分)から。 |
おおわらわ |
漢字で「大童」。昔、丁髷(ちょんまげ)を結っていた時代でも稚児(ちご)は曲げを結っていなかった。大人が大忙しに働き丁髷がほどけて稚児のような姿になる様子から、「大きな童」と譬え(たとえ)られた。 |
おっぱい |
「おっぱい」は「お腹いっぱい」からきた。 |
カルビ |
カルビは韓国語で肋骨。ロースはロースト。ミノは形が蓑に似てるから。ハツ牛の心臓はハーツ心臓に由来している。てっちゃんは小腸を意味する韓国語。 |
カンガルー |
現地の言葉で「私は知らない」という意味。 |
血税 |
血税はフランス語の直訳で、兵役義務の事。 |
蝙蝠 |
井戸を守るから蠑螈(いもり)、家を守るから守宮(やもり)と言われるのと同様、川を守るから蝙蝠(こうもり)という説がある。川から湧く小虫を捕食する蝙蝠は、日本では古くから人に親しまれていた。 |
差し金 |
差し金(さしがね)は歌舞伎で蝶や鳥を操る黒い竹竿。 |
関の山 |
江戸時代東海道47番目の宿場町として栄えた町の祭りに使う山車(だし)がその地域では有名だったが京の祭りなどのものと比べると見劣りするものだった事から。三重県関町で使われる山車。 |
ためぐち |
ためぐちは元々博打。さいころの目が同じ事を「ため」と呼んだ事から。 |
段ボール |
段の有る重ね合わせた紙、段ボールは、ペーパーボードのボードをボールと聞き違えてできた言葉。 |
ちんたら |
焼酎の蒸留器の音。煮立つチンの後タラタラ落ちる。チンタラ蒸留器。 |
冷たい |
つめたい。爪痛いが詰まってできた言葉。 |
デジタル |
デジタルという言葉、ラテン語のデジタス(指)からきた言葉。 |
天王山 |
天正10年羽柴秀吉と明智光秀が戦った山崎の戦いで秀吉がこの地を押さえた事が勝敗を左右した事から。 |
独壇場 |
元は「独擅場(どくせんじょう)」だったが、よく似ている字の壇が使われるようになり、これが一人歩きを始めて作られた間違った日本語。 |
蔑ろ |
「ないがしろ」と読む。平安時代に使われ始めた言葉で、そこに人やものがいたり有ったりしても無いに等しいように扱った事を表す言葉。「無きが代」が転じたもの。「代」は代わりとなるもの。 |
にきび |
平安時代からの日本語。元は「丹黍」。黍(きび)が赤くなった様子と似ている事から。 |
のろま |
野呂松勘兵衛の作った人形の動きが遅いので「のろま」と言われた。この野呂松勘兵衛の人形については、人目を憚ってひそひそ話をするという逸話があり、妖怪の仲間として伝える文書もある。 |
べた |
「べた」の語源は壁や漆喰を満遍(まんべん)無く塗る事から。誰にでもできる簡単な作業。 |
へべれけ |
へべれけの語源はヘーベーリュケ。ギリシャ神話の女神へーべ。神々の酒宴で酌をする役目。彼女の酌をする酒はうまくていい気分になることから。 |
野次馬 |
体力が衰えた老馬は若い馬の後ろについて行動し何の役にも立たない事から。元は「おやじ馬」の「お」が取れた。「野次」は「野次馬」から派生した言葉。 |
やばい |
「やばい」は「危い」と書く。江戸時代の犯罪者を収容する施設「厄場(やば)」から、「やば(な)」が、「困った」「不都合な」の意味で使われた。 |
ラムネ |
ラムネはレモネードを聞き違えてできた言葉。ソーイングマシンのマシンがミシンになったりアメリカンがメリケン粉になったのと似ている。 |
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