日記 (2001.5-6)
(新しいもの順)
2001.6.6
大人っぽくなってるあなたを見てどきどきする。
方向性を見失い逃避がちな暮らしをしてたころに出会ったときは僕がなにかをしてあげられる気がしてうれしかったのに。
今は自分のすることと居場所を見つけちゃったんだな。
刹那的な日々を過ごしてた子供っぽいあなたがいつのまにかやらねばならぬという決意を帯びて黙々と自分の生活を過ごしてる。
なぜ？という気持ちでいっぱいだったけど・・・そうか、大人になっていってるんだなあ。
一人の人間として魅力的になった反面、してあげられることのなくなってきたこの状況にさびしい気持ちになる。
親心みたいだ。関係を対等にしていく心がけをしなくてはいけないんだろなあ。
2001.5.11
あなたが新しい世界にとびだしていっても、僕はあなたの家になりたかった。
家の中にとどまっているあなたより、外で新しいこと吸収して成長していくあなたを望んだ。
だけど「こんなことがあったよ」って帰ってきてしゃべってはくれないのか？
外へ出っ放しだね。
そのままずっと外を泳ぎ回るのか？または別の家を見つけるのか？
いろんな家を知ったあとでも戻って来たくなるような家であろうとするのが前向きな考え方。
でもぼくもここはたまたま居る家。
どこかに向かおうとも思う。
もう同じ屋根の下の暮らしはないのかもしれない。
そう思いたくない。そう悟りたくない。再びあの日々が戻ってくることを望みたい。
まあわかっちゃいるんだ。
「共に動ける人欲しい」って言ってるあなたが望むこと。
仮宿に居たけどほんとは進んでいきたいあなたは仲間を欲しがってる。
僕も進むべき。
進みたい方向があなたと同じかどうかはほんとうは心の底では知っている。
将来歩み寄ることはあるとしても、「今」行きたい方向ってやっぱ違うかもね。
とりあえず僕もそろそろダッシュかますか。
2001.5.6
人を必要と思うのはダメですか？呪縛ですか？エゴですか？
相手が望んでもいないのに求めるのは重たいだけですか？
ずっと必要かはわかんないからしょせん今だけの勘違いなんだ、なんて冷めてみても
今は確実に必要、ということに気づいてしまった。
それを「必要」と言ってすべてをぶつけてもいいの？
それとも流れのままあらがうことなく成り行きをただ受動的に見てるべき？おとなびて見守ってるだけ？
さんざんあがいて良くも悪くも自分を刻みつけて滅ぶか？
待つなんてできるのか。俺武闘派なんだ。
馬鹿になる？利口になる？