日記 (2000.1)

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2000.1.23

昨日友達と飲んでました。そのとき言われたこと。「お前はつっこまれてた方が味がある」。

最近は僕自分のことをちょっとSっ気あると思ってたんですけどねえ。昔っからなんかつっこんだりいじめたり(笑)することよくあったし。でも僕のつっこみはたいして面白くないんだそうだ。むしろつっこまれてるときの反応の方がいいらしい。うーむ。くやしいけど当たってる。素直に認めます。

よく考えると僕学生でも会社でも下っ端時代の方が楽しかったりしたんだよね。自分じゃ「わざと」そういうときぼけた風をしてたつもりなんだけどそれがじつは地なんだろか?ぼけたりずれたりしたことを言ってそれにたいしてつっこんでもらったりするのとってもうれしいんだよね。ああ、かわいがってもらってる、って気になる。(考え過ぎ?)

そう言えばこの間NHKの特集で言ってたんだけど赤ん坊って特有の能力があるんだそうだ。意識的に笑うことによってまわりにかわいがってもらうってことだったかなー(うろおぼえ)。ああいう弱い時期って周囲に保護してもらう力が必要だよね。納得。

で、さらに僕が昔から思ってたことに「3月生まれはわかるよ」ってのがある。
僕は3月生まれなんだけどなんとなく他の3月生まれってわかるんだよね。「あんた3月でしょ」って言ってわりと当たる。似たようなオーラを感じるの。同じ月の生まれの人わかるって言う人他にも居たよ。
まあ必ずそうってわけじゃないんだろうけど、3月生まれは小さい頃は学年の中でも成長が一番後なものだから物理的には力が弱い部類に入る。それでも同級生という社会の中でやっていくにはなにかスキルを身につけて行くんだよね。それは自分を社会の中のいい位置づけに持っていく水面下のコントロール力だと思う。それは意識的であったり無意識であったりするんだけど、根回しの力だと思うんだよね。直接的な力ではなく間接的な働きかけで周りを動かして自分を居心地のいいところへ持っていく。周囲からの好印象度が高いとも言えるのかなあ。ウケがいいだけなら受動的だけど、じつは能動的に相手の気持ちを動かしてる。ここまで書くと極論ですか?
余談ですが僕が学生時代いたサークルの歴代会長には3月生まれが結構いました。まあたしかにその人達は印象いいんだよね。でも同じ3月の僕から見るとなんかその笑顔の下で支配性を併せもってんだろうなあと勘ぐってしまうのです。ずるく見える(笑)。

結局言いたいことは、物理的弱者はまわりをなんらかの方法でコントロールして自分を生かしてるんだなあということ。これって自然界でもたくさん見られることなんだろう。

なわけでまとめとしては僕はやっぱヒエラルキーの底辺に居よう、ということ。
自分を上の立場にしようとしたり強くなろうとしたりつまり「強者側」に行こうと思ったけど、それはそれで物理的にはいいことなんだけど自分らしさが一番発揮できるのはやっぱそっちじゃなさそうなんだよなあ。僕がなりたいなと思う姿は「下っ端なんだけどそのコミュニティのなかで密かなコントロール力がある人間」。好印象に思ってもらう力や味方につける力、関わってもらう力かなあ。影響力ってことでもあるんだろか。それとも要領?どれも見えないちからだね。なーんか他力にたよってるっぽいけどギブアンドテイクは成り立ってると思う。そうゆうわけで力ある下っ端になりたいす。

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