誰も「最近更新してませんね」と口にしなくなって、果たしてどれほどの時を過ごしたのか。
腹は洋ピン女優のシリコンおっぱいのごとく膨らんでしまった。
頭は辛うじて同人サークルの名前を覚える程度の役割しか果せなくなっていた。
何かでフィバりたかった。フィバれそうな物が目の前にあるのに……。混濁した意識の中、
葛藤は決して終わることはなかった。
しかし、最初の一擦りから後は、それまでの煩悶が嘘のように心から消えた。
性欲が解放される。右手が動く。脳内で声優の声をあてる。一物が膨れ上がる悦び。
ひたすらに擦り続けた。これ以上の悦楽は記憶に無い。
フィバれそうな部分でひとしきりフィーバーし終わると、正気に戻った。
冷静に、自分が何で抜いたのか、正しく理解した。だが、罪の意識などなかった。
「お、おめえ、何で……フィバっとんだ?」
息も絶え絶えな声が諌めてくる。
「アルカディアの設定画で……抜いてんのか?(リムルルの)
それだけはやっちゃなんねえだろが! この……腐れペドが!」
反論はできなかった。こびりついたティッシュの後始末に忙しかったために。
だから、表情で答えた。歪んだ笑顔で。
冬コミが楽しみだ………と。
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昔、書いていた日記(わりと時間潰せるかも。)