日本代表
スコア
フランス代表
GK 楢崎正剛
DF 森岡隆三
松田直樹
服部年宏
MF 稲本潤一
伊東輝悦
明神智和
名波浩
中村俊輔
中田英寿
FW 西沢明訓

途中交替
三浦淳宏(中村俊輔=46分)
高原直泰(明神智和=46分)
城彰二(西沢明訓=70分)
望月重良(稲本潤一=70分)
中沢佑二(森岡隆三=73分)
中田浩二(服部年宏=78分)
前半
0-2
10分 ジダン(PK)
14分 アンリ
GK ラメ
DF ドゥサイイー
ルブフ
カンデラ
リザラズ
MF プティ
ラムシ
ピレス
ジダン
FW アンリ
デュガリー

途中交替
シルベストル(ルブフ=35分)
ヴィエイラ(プティ=46分)
ヴィルトール(デュガリー=54分)
トレゼゲ(アンリ=54分)
ミク(ピレス=60分)
カランブー(リザラズ=81分)
後半
0-3
56分 ヴィルトール
62分 トレゼゲ
69分 トレゼゲ
合計
5-0

TV観戦記
見事なまでのボロ負け
まあ、問題点が早い段階でこれ以上ないほどはっきりしたというのが収穫ではあるけれども。
まず、5失点というのも問題だが、それよりも失点がどれも完全に崩されてのものだったというのがもっと問題。
中盤を支配され、サイドでの攻防で押され、挙句の果てにフラット3のDF陣の弱点を突かれてしまうと、もはやなすすべがない。
少なくとも中盤でパスの出所を確実につぶさないと、ただでさえ弱点の多いフラット3では守りきれない。
テクニックとフィジカルで上回っている相手に対して中盤で優勢に立てるとは考えられないわけだから、フラット3に固執する意味はないだろう。
少なくとも格上のチームと対戦する(W杯ではおそらく全試合がそうだろうが)場合には、システムの見直しも検討するべき。
その意味では次のスペイン戦がフラット3の最終試験といえるかもしれない。
それに、中盤を支配されるということは、日本にとっては攻め手がほとんどなくなることも意味している。
惜しかったとはいえ、中田のシュートが全てペナルティエリアの外からのものだったことを考えれば、それは一目瞭然。
西澤、高原、城のFW陣の出来がどうとか言う問題の前に、全体的なバランスが悪かったと見るべきだろう。
しかし、更にもう一つ問題なのはサイドからの攻撃が全く見られなかったこと。
左の中村・三浦(淳)、右の明神、伊東(輝)、どちらもほとんど縦への突破が見られなかった。
ディフェンスに追われていたという面はあるにしても、多少のリスクは覚悟の上で勝負をして欲しかった。
特に三浦(淳)にはドリブルでサイドをえぐる動きを期待していたのだが。
…結局中田だけが際立った試合だったということか(汗)

個人的採点
GK楢崎   4.5 ずっと押される展開で仕方のない面はあるにしても、安定感に欠けた
DF松田   4  DFラインを統率できず。PKとなったファウルも余計
  森岡   4.5 1対1で抜かれる場面多し。
  服部   5  振り切られる場面もあったが、DF陣の中ではよくやったほう
MF名波   5.5 押されっぱなしの中盤で苦労。ディフェンスは頑張っていたのだが
  稲本   4.5 存在感薄くすぐに消えてしまう。ディフェンスでもあまり目立たず
  伊東(輝)4.5 ボランチとしてもウイングとしても中途半端
  中村(俊)4  フィジカル面で相手にならず。格上相手には通用しないか?
  明神   5  前半だけでの交替は不可解。伊東(輝)を先に下げるべきだったのでは?
  中田   6.5 日本代表の中ではやはり別格。唯一フランス相手に互角に渡り合っていた
FW西澤   5  チャンスがないにしろ、中盤まで下がりすぎた面も
途中交替
DF中田(浩)採点なし
  中澤   採点なし
MF三浦(淳)5  ドリブル突破が中央に入ってしまった。サイドをえぐってほしかった
  望月   採点なし
FW高原   5   西澤がポストプレー中心なので、裏を取るような動きが欲しかった
  城    採点なし

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