CINEMA
|
コールドマウンテン(2003年 アメリカ)
|
監督: |
アンソニー・ミンゲラ |
原作: | |
役者: |
ジュード・ロウ |
感想:
|
チャールズ・フレイジャーの同名のベストセラー小説を、『イングリッシュ・ペイシェント』で文芸ロマンの巨匠の座を不動のものにしたアンソニー・ミンゲラが、己のメージで映像化した作品。南北戦争で引き裂かれた恋人たちの壮大な叙事詩です。まずいきなり目に飛び込む生々しい戦争のシーンが衝撃的でした。人はなんて脆く弱いものなんだろうと新たらめて感じさせられます。しかしその後は一転してゆっくりした展開で戦争の物悲しさと恋人達の愛の美しさがしっとりと描かれてゆきます。ありきたりという感が無きにしも非ずですが主人公インマンの旅はかなりハラハラドキドキで見どころ十分でした。しかし戦争は人を狂わせるなあ。戦争事体狂った発想。
|
評価 | ★★★★☆ |