CINEMA
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シービスケット (2003年アメリカ)
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監督: |
ゲイリー・ロス |
原作: | ローラー・ヒレンブランド |
役者: |
トビー・マグワイア |
感想:
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400万部を超えるベストセラーノンフィクションを映画化した作品。まず断っておかないといけないのが僕はアメリカの旧き良き時代を背景にしたノスタルジックな物語に激弱いということ。そしてこれは丁度そんな僕を狙い打った作品です。見終わった後に僕は将来騎手になることを堅く決意しました。内容的には最初の30分くらい大恐慌時代の説明や登場人物の背景説明がまどろっこしくてちょっと眠い感じなんですが物語が進むにつれどんどん引き込まれます。そして最後泣きます。ぶわって。で、皆騎手になろうと思うわけです。映像的には騎手の視点から見た馬のスピード感がとてもよく表現されていてゾクゾクします。僕的にはかなりお薦めな作品なんですが巷ではそれほど話題になってなかったですね。やっぱり駄馬が名馬になって競馬で大活躍という分かりやすすぎるストーリーが敬遠されたのかしら。実際にはそんな単純な話じゃないんですけどね。 −少しくらい怪我をしたからと言って、命あるものを殺すことはない。− |
評価: | ★★★★☆ |