June 17, 2004
数学者という職業
「リーマン予想」が証明されたらしい。
といっても、「リーマン予想」がどんな問題なのかよくわからない。150年もの間、難攻不落だったのだから、恐ろしく難解な問題なのだろう。
先日の「リーマン予想」証明の記事を見て、昔読んだ『ペトロス伯父と「ゴールドバッハの予想」』という小説を思い出した。数の魔力に取り付かれた数学者の数奇な運命を描いた話で、一気に読んだ記憶がある。
数学者を主人公にした小説だが、最近では「博士の愛した数式」(小川洋子著)という本を読んだ。不思議な小説である。小川洋子という作家に興味が湧き、他の著作も読んでみたくなった。
ちなみに「博士の愛した数式」にはフェルマーの最終定理については物語の中に出てくるが、「リーマン予想」のことは出てこない。
数学者の藤原正彦氏も若かりし頃、ある未解決の数学問題に取り組んでいたという。しかし途中で体を壊し証明を完成するのを断念したとの事である。氏の著作に何度も出てくる話だが、未解決な数学の問題を解くのは凡人の想像を絶する壮絶な戦いであるようだ。未解決問題に取りかかったが故に、一生を棒に振る数学者もいる(ペトロス伯父のように)ようだ。
数学者という職業は、とても大変な職業らしい。
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