序章「当出張所存在意義」
−Reason for being−



■全領域■
●当出張所は川上稔のSELFWORKSのために存在する。
●当出張所は創作者のために存在する。
●当出張所は川上稔の関係者(読者・友人・仕事関係を含む)のために存在する。
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「うわー、身勝手。でもまあ公開される個人の城、ということですか」
彼の窺う口調にグスタフはうなづきもせず、
「自分を構えられぬ者に他者を顧みることはできん」
と、厳かに言った。