04−
MINUTE04

願望小説理由列挙

製作日時:1999/8/初旬
※後々に追補など

以下に自らを己に対してニュートラルにしいた意見を置く
必要な者はそれを拾い上げて納めるべし
物乞いである必要はありませなんだ

※なお、この色の文章は読者側の意見。
この色の文章は、それでメシ食ってる人の意見。
この色の文章を書いた人の場合は、意見が絶対にゆらぐことがないので、
コメント無しとしました。


■発端

■第四議題■ 川上 さん
1999年08月03日(火) 13時15分


「君の望む小説とはなにか?」

但し、以下の系統の言葉を使用することを禁ず。
・「楽しい、面白い、良い、好き」などに類似する言葉。
・「詰まらない、悪い、嫌い」などに類似する言葉。


なお、基本ルールは今まで通り以下のもの。
・他人の発言は無視すること=他者への追従や名指しの否定などは削除とする。
 だが、
 本心からの書き込み内容が他者と近似であった場合には構わないものとする。
・一人、幾度書き込んでも構わない。
・約二十項目集まったところで打ち切りとする。

よく考えて欲しいのは、自分の現状と鑑みること。
「完成された作品を望む」
という人が、未完のシリーズものを好んで読んでいる、というのは結構あると思います。
自分の本棚をよく見て、真の意味で自分が何を望んでいたのか、それを省みるべきかと思ったりで。

では行ってみましょう。自分はこれから昼飯〜。


▼注釈▼
ここで総合的なことを書いてしまいます、
全体の流れを把握かつ理解の補助として先に読んでおいて下さい。

今回の議題は局所的に見ると結論が出ません。
個人の好みが強く出る内容だからです。
だが、
「共通項」
ってのは確実にあると思ったり。
それがおそらくは、
「理想」
ってやつじゃーないのかな、
と。
これは、
・体感的=〜したいと思わせるもの。
・感覚的=〜と感じさせてくれるもの。
って感じで分けることが出来るようにも思えます。

この共通項がもし得られるならば、
「読書家達の真のつながり」
はそれをよすがに行われるのであって、
それを求めるがために読むのだろうな、
と。

では、
行ってみましょー。

■■思考と理念

八雲 司 さん 1999年08月03日(火) 13時50分

第四議題について
具体的に言えば時間が気にならない、

時間を忘れて読めるものですかね。
気がついたら大幅に予定がずれるぐらいの。
最初は何も考えず読んで、
2回目読んだとき考えてみて、
三回目に読んだときずいぶん内容が変わってくるような何度でも読めるものを。
とりあえずすぐに飽きて捨ててしまうようなことがあるものは望まないでしょう。

私個人的に望むものは自分の物事の考え方(価値観もか?)を打ち砕いてくれるものです。
話を持つものは全て説得性があり全て理念の固まりであると思ってます。
それを読むことによってどれだけ自分の考え方が変わるのか、
どれだけ反論が浮かぶか、
それを求めています、
おそらく。
自分の理念が通せるかどうか勝負でもしてるんでしょうかね?
もう一つ求めるものは、
ただ単に暖か味があるものなんです。
結局道徳的なものとしてみてる傾向があるようです。
ん?
まてよ。
ってことはヒーリング的なものも求めているって事になるのか?
どちらかが読む理由だと思います。
どんなものが完成されたものかは分かりませんが、
とりあえず私が求めるものはそれで、
伝えようとしてるものもそれです。

んーーーだめだなあ・・・最後は自己中になってしまった。
これじゃいかんいかん。
浮いている存在にならなければよいが、
そんじゃ漫画描き続行。

没入の世界■■

議題かー。 まりゅう さん 1999年08月03日(火) 19時03分

暑い。
と思ったら台風が近付いている影響か、
風が強くていい案配で仕事してました。
シャッターが降りていなければ吹き抜けなので、
半屋外といった趣でしょうか。
しかしあれだけ汗だくになってちっとも日に焼けないというのも、
なんだかなぁ。

>議題
重要なのは、
私を世界へ引き込んで(時には叩き込んで)くれること、
です。
最近気付いた事に、
私の読書の姿勢は、
いわゆるある特定キャラへの感情移入ではなく、
世界(観)への没入を持って為されている
というのが有ります。
簡単に言えば、読んでいる間じゅう、
その世界の第三者(当事者でない誰か)になっているという事です。
本を読んでいる間は何も耳に入らない、
例えばヘッドホンをして音楽を聴いていたとしても、
読み終わった後にようやく演奏が終わっている事に気付く。
私は、
そういう本をいちばん求めています。

何か随分と簡単だなぁ(苦笑)
ここに出入りしてからはかなり経つというのに、
なんと今回初参加です(大汗)
議題と挨拶いっしょに書いてよかったんだろーか。
ではまた。

■■紀行的読後

望む小説・・・ neko さん 1999年08月03日(火) 22時36分

こんばんは〜
私にとってここに来るようになって初めての議題ですね。
昼間にこっそり職場から議題を読んで考えてみました。

では、議題について・・・
「その世界へと旅立たせてくれるもの」
でしょうか。
頭の中にその世界が広がり、
読み終わっても思考の一部がその世界に残る。
今ここにいる自分の世界の他に、
新しく世界が増えてゆく。
ふと気づくと、
その世界のさまざまなことについて考えていたりする。
そうさせるだけの世界を持った小説
そんな小説です。

楽と悩を結ぶ方向性■■■■

初参加♪ のっち さん 1999年08月03日(火) 22時47分

第四議題

大雑把に言えば2種類あります。

1・ただひたすら楽しいもの。
 登場人物(主に主人公)と同一化し、
その物語に没頭、
疑似体験をさせてくれるもの。
 これは、
現実では体験できないものを体験したいという願望を満たすもの、
と考えてください。
 僕は空想力、
想像力を掻き立ててくれるものを求めています。

 悪く言えば、
現実逃避とも言えるような気がするんですけど(笑)

2・深く考えさせられるもの。
 哲学的な思考を触発するもの、
がベストです。
 自分の現在持っている「疑問」を解くヒントがあったり、
同じ「疑問」を抱えている登場人物がいる小説。
 また、僕の人生観に「疑問」を与えてくれ、
反省できるもの。
 物思いにふけることが多い自分ですので、
こういうものを求めています。

どっちにしても、
作者側の強い「意志」や「想い」を感じるものに惹かれます。
他人の考え方を自分に取り入れ、消化(昇華)し、
生きる上での指針に変える。
その目的の材料となれるものが、
僕にとって最も望ましい小説です。

ここからは感覚的な意見ですが、
“ぐっとくる”ものは、
僕をぼーっとさせます。
穏やかに興奮しているとでもいいましょうか。
感動。
・・・かもしれませんが、
その言葉ではきっちり表現できない心の動きです。
きっといろんな要素が絡まってそういう気持ちになっているんでしょう。
複雑な心境だけど、
その時は確かに幸せになっている。
そんな風に心を揺り動かすもの。
僕はそれを求めています。

解り辛い意見ですいません。
でも、
上の気取った意見よりは、
自分の望むものを言い当てているような気がします。

漠然とした気持ちを言葉にするのは難しいですね。
でも。
文字にすることで少しだけ意見をはっきりさせることができたと思います。

■■■■■世界と自分への嫉がれ

参加しま〜す truth さん 1999年08月03日(火) 23時53分

 第四議題

その作者の『世界』を見せてくれる小説
だと思います。
つまり、
その作者にしかできない、
その作者ならではの、
『何か』
を形として見せてくれる(あるいはそう錯覚させてくれる)小説。
僕が小説を読む理由の一つには、
『自分がなれない何か、
今自分が存在している世界とは別の何処か』
に対する憧れ
というものがあります。
そのため、
『他人にも感じさせることのできる世界』
を持った小説
を僕は望む訳です、
ハイ。

主役の意味■■■■■■

うげ・・・ 名無し さん 1999年08月04日(水) 00時13分

久々に来たら(二回目)なんつー重いことを・・・
>第四議題
ふむ・・・比喩で例えるなら川のような小説、
かな。
ああ!
怒らないで。
川は細くても太くても川ですよね。
そして色んな川が一つになって一本の川になります。
だけど、
その大きな川は多くの川の集合体であること、
これを忘れたくはない。
登場人物は皆、
それぞれ自分の流れを持っていてその流れの中では主役になってます。
つまり主役は脇役であり、
脇役は主役でもある
、と。
それで小説になるかどうか、
と思うかもしれませんが心配ないでしょう。
なにより日常そのものが、
そういうものなんだから。
「自分が主役」
それでいいんじゃないでしょうか?

・・・なんて語ってみたが何言ってんだ自分?
でも言いたいことは大体言ったので自分は納得。(おい)
まあ不適当だと思ったら無視してください。

■■■■■■■これだけのそれだけ

第四議題 朱翼天使・氷神 蒼流 さん 1999年08月04日(水) 01時18分

「キャラの想いに強く共感できる何かがある作品」
「何かを考えさせられるような作品」
最後に、
「読み終わった直後に他の小説を読む気がなくなるほどの、
強烈な印象を叩き付けてくる作品」
ですね。
ちなみに一番下の項目に関しては自分の中では一作品のみです。
でも申し訳ありませんが、
川上さんの作品では無いです。
すみません。

「閉鎖都市−巴里」は果たして自分の望んでいる作品になるでしょうか。
期待してます(って期待している時点で望んでるってのは無しですよ)。
それではまた。

じこはかい■■■■■■■■

あはは IIjima さん 1999年08月04日(水) 01時27分

最近絶好調です。
どうやら原稿用紙12枚書くことが全然苦痛じゃなくなりました。
というより楽しいです♪
って前文で「楽しい」を使ってしまった。
もしかしてこれは除外?(爆)

さて第四議題ですね。
意気込んで待っていたわりには答が簡単に出ました。
『望んでいるものはない』
ですね。
望むという定義が違うのかもしれません。
少なくとも本になにかを望んで読もうと思ったことはないです。
読むまでどんな話だか分からないし、
無意識的にある望みを込めてある本に読んでいたとしても、
自分はすべて目を通します。
そうした上で
「感動して何回もみたい」
ということが望んでいた小説でしょうか?
自分はそうではなく、
望んでいたものが裏切られた小説の方が感動にかわる
と思っています。
最初のと
『ない』
と云うの別の云い方に変えるとしたら、
『無意識に作り出した望んだものをうち砕いてくれる小説こそ、
認識されている自分が望んでるもの』
だと。
云い得て妙となりましたがこれが本心だと思っています。
ではこのへんで。

■■■■■■■■■理想ということは自分ということ

結局 Kain さん 1999年08月04日(水) 02時32分

PS買いました・・・・
しばらくはOSAKA一筋ですが。
友達が二、
三日会えないということなので近くの店にて購入です(笑)
しかし、
昔に比べて安くなったなあ。

第四議題>
私にとって望む小説ですか。
昔はひたすら長い小説を求めていたような気がするのですが
今は変わりましたね。
別に短くても気にしませんし・・・
昔は登場人物のその後が気になるので長い小説、
言いかえれば終らない小説を望んでいたのかも知れません。
結局、
私は小説の登場人物にいれこむようです。
極論、
主人公に自分の理想の人物を求めてるんです。
ただ、
理想といっても色んな場合があるので一通りではありませんが。
ま、
気に入ったキャラクターが出てればそれで良いですね。

では。

全方位死角無し

のぅ zinno さん 1999年08月04日(水) 09時39分

友達にガンダム映画を付き合わされたら同時上映がクラッシャージョウでした。
時間軸が曲がってるんじゃないか?
ここらへん一帯。

>第四議題
読み終わったときにその舞台での世界観とか日常とかが掴めてるものかなぁ。
後は、
演出過剰気味なものでしょうか。
ここで何を持って演出とするのかということが論理的に定義できないことに気付いたんで、
取りあえずもう少し考えてきます。

単位が危険だから休み中あまりゆっくりできないよぉ。
これが責任・・・(^^;

■あたらしくたのしくおもしろく

おお? 水精霊 さん 1999年08月04日(水) 11時08分

>議題
望む小説かぁ・・・・手持ちはほとんどSF・ファンタジー・ホラーとか・・・。
推理小説もあるなぁ・・・(^^)
やはり読み始めたら止まらないものが・・・。
あとは読み返したくなるものとか(^^)


・ヒーローとヒロインの掛け合い
・サブキャラクターの美味しいこと(笑)
・世界観が今まで見たことのないもの
・もしくは現実空間で身近に感じられながらも非日常的な事が起こる、
(これは惹きこまれやすいかも)
などなど、かな?(^^)
まぁ、
結局は個人の好きなシュチュエーションも関わってきます(爆)

望むものを探すときは大変ですね〜本屋でパラパラ読みしたり、
あらすじ読んだり・・・買って読んで見ないとよくわからないですし、
結局。
イラストも結構重要なウエイトを占めていたり・・(苦笑)
イラストがなくても惹きこまれるのは惹きこまれますからねぇ・・むう。

・・・して自分の望むものは・・・何なんだろう?
上記から現実逃避できる・・・非現実世界を望んでいるみたいです(笑)
難しいなぁ・・・。

溢れる伝わりと突き立つ流れ■■

ん〜 わいわい さん 1999年08月04日(水) 11時18分

今日は甲子園の組み合わせ抽選会〜。
日にちがよかったら行きたいんだけどなぁ・・・。

>第四議題
いろいろありますが、
一番は
作者の思い入れが伝わってくる小説かなぁ。
後は、
何度でも読める本とか、
一発芸でも心に残る本とか、
・・・あげていったらキリがなさそう
だ。
とりあえず、
筋の通った小説がいいです。
ナンセンスとかでも、
ナンセンスなりの筋ってのがあると思うし・・・。
こんなとこでしょうか?

インターネット禁止令が出されそうな危険な雰囲気・・・。
やばいなぁ。
ではでは。

■■■隣にいる彼と彼女と世界

気温35度in北海道うへー SIGNAL さん 1999年08月04日(水) 13時12分

部員と自分のヘタリ加減がスゲエ。
暑いよー。
電算室は涼しいので今現在は生存してますが。

>第四議題
ま、
作者の気合いとか思い入れとかもあるでしょうけれども。
「読んだ後に同人が作れそうなもの」
が、
モノとして望むものかな、と。
いや、
本を作るとかそういう次元ではなく、
そのようなネタが作れるほどの登場人物が欲しいなぁ。
世界観も
「ある」
ものでないといけませんしね、
そういう場合。
きちっとしてるしてないではなく、
「何でもありだぜヘイヘイうおりゃあ」
「いえ物理学的にこうなのでここはこうなってないと・・・」
というようなセリフで表すことができる、
モノ。
表せないものは嘘かな、と。
少し精神的にヤバく見られそうですが、
読後に妄想してみて、
自分が小説の世界観で登場人物と掛け合いができる状況が作れるもの、
ですか。
要するに、人形でなく人間が出てるヤツ。
自信を持って、
「彼らは俳優ではない」
と言えるモノが欲しいですね。
ええ。
なんというか、
「終わったあとに、
そこに出かけられる」
ものを望んでいる
のかな、
自分。
うーん、
何かホント精神的にヤバいなぁ、
こういうこと言うと。

終演の期待■■■■

うに、はじめまして かれーや さん 1999年08月04日(水) 14時43分

掲示板への書き込みは初めてなので、
以後お見知りおきを、ということで今後ともよろしくお願いします(錯乱気味)。

>第四議題
早速でナンですが、
わたしの望む小説は
「読むのに没頭している最中でも、
よい意味で『後何ページある(読める)のかな?』とか、
つい確認してしまうようなモノ」
でしょうか?
ページを捲るのももどかしいくらい夢中で読んでいるにも関わらず、
読み終えるのが勿体無いような気持ちが続くモノ。
文でなく、
映像として頭の中に浮かぶくらい出来のよいものでも、
「小説を読んでいる自分」
が介入しない作品は、
あんまり望むところじゃないなぁ。
「冷めた自分」
でも
「登場人物の一人になりきっている自分」
でもない、
「小説を読んでいる自分」
が純粋に、
「後何ページ、この世界(小説の中)に存在できるのか?」
って考えられる作品じゃないと、
読み終えた後、
なんか空しい。
そういう意味では、
「引き」
を作りまくって以下続刊!
を延々繰り返している作品もパス。
「後何ページ」
を気にする必要が無いから、
ずっと
「ハマリ」
っぱなしになる。
シリーズ物でも一冊(あるいは上下刊以内)で一本の話を終えている物は
ぜんぜんおっけーなんですが。

うーん、
言い換えると、
「読みたくて読めるモノ」
になるのかなあ?
当然だけど。
読むことに、
妙な依存や義務みたいな物を感じ始めると、
大体はパス。
面白い物は沢山読みたいけど、
「いい加減終えろよ」
ってくらい続いちゃってるのは
段々、
物語や登場人物が
「つくりもの化」
していくような気がして好きになれない。

「一本の話として成立しているモノ」
っていうのか、
或いは
「予め最後が決まっているモノ(登場人物達の、
ではなく作者の中で)」
っていうのかな。
読み終えたあとで、
自分なりの答えが出せるもの。
終わらない(終わっていない)作品は、
言ってしまえば読み終えることが出来ないわけで、
答えを出す出さない以前の問題。

欲を言えば長編モノでも四〜五冊で結論が出ているモノ。

……長い割にナニ言ってるのかよくわかんないなぁ。

少年ジャ●プ方式って昔っから駄目なんですよね、
私。

「ジ・エンドが良い意味で依頼を断って、
かつコミックマスターJが良い意味で依頼を受ける作品」
のような小説、
でしょうか。
俗っぽく言うと。

そいでは、
また。

■■■■■投影先の自分

第四議題のこと なとりうむ さん 1999年08月04日(水) 19時23分

>第四議題
登場人物(主人公でも脇役でも)と自分をリンクさせて読める物。
を欲します。
その上で、
そのリンクさせた登場人物の後の展開を深読みできたりするとなお良し。
平たく言えば、
感情移入出来る登場人物がいる話って奴ですか。

自分+1を成立する引力■■■■■■

英俊 さん 1999年08月04日(水) 19時23分


音楽室にはクーラー付いているのに、
わざわざ暑い講堂に寝泊まりする母校の合宿にお邪魔してきました。
練習効率が平日とあまり変わらないので、
合宿の意味が無いのは僕が現役の頃と変わらず、
なんだか懐かしかったです。

>第四議題
望む小説=その小説の中の「世界」に読者(僕)を惹き付け、
釘付けにする引力を持った物、
でしょうか。
読み終わった後にもまだその小説の余韻が残っていて、
咄嗟には自分の生活に戻れない、
そんな雰囲気を作り出せるような小説は再読し、
手元に残しておこうという気になります。
まとめてみると、
読んでいる最中は読者を
「読む」
という行為に駆り立て、
読み終わった後は
「その小説によって何かしら得る物(資料のような知識的プラスではなく、
その小説を「読む」という行為によって過ごした「時間」に、
平時に過ごす時間とは違う価値を見い出せる)があった」
と言えるような物
だと思います。
なんだかまとまりが無く分かりづらい文章になってしまいましたが、
こんな感じです。

それでは〜

■■■■■■■思考の伴侶は行動

第四議題 Ramiltass さん 1999年08月04日(水) 21時29分

>「君の望む小説とはなにか?」
う〜む、
またまた難しい内容ではありますが、
考えてみますです、はい。

まず
「様々なことを考えさせてくれるモノ」
また
「何も考えさせずに読ませてくれるモノ」
そして、
「最終的に、
読み終わったあと、
自分が何かやってみたいと思わせるモノ」

1番目と2番目は矛盾していると自分でも思いますが、
いままで自分が3番目の感覚を
抱いたモノってのは、
そのどちらかだったってことなんで。
もちろん、
最後の
『何かやってみたい』
っていうのは、
実際には様々な要因で
(物理的制約とか、
自分の立場とか、
技量とか)
で、
不可能な場合も多々有りますが、
『思い』
を抱いたのは確かであり、
やはりそういうものを望んでいる
のではなかろうかと。

ということは、
自分が望んでいるモノの具体的な内容としては
『妄想する余地が残されており、
なおかつそれが自分の中で膨らませられる』
ということになりますね。
なんか、
書き方が卑猥ですけど(笑)
妄想する部分があるからこそ、
そこを自分で埋めてみたい(なんかまた・・・(汗)
とか考えるわけで。

ちなみに、
ここまで書いていて気づいている人もいると思いますが、
自分としては
上記の内容は小説に限定していません。
というか、
ストーリーのあるものという限定さえないです。
思いを巡らせることができるという意味では、
『日本神名辞典』
なんかは自分にとって
望む内容の書籍なんですよね。

う〜む、
やっぱり難しいです。

熱が中にあるから意味がある■■■■■■■■

さてさて ういんど さん 1999年08月05日(木) 00時24分

急いで書かねば。
 眠いんだから(苦笑)
 
<第4課題>
 ストレートにいうと
「熱中するするもの」
ですね。
 熱中と言ってもいろいろ有りますが、
何と言ってもやはり想像が広がるようなものでしょう。
 文章の書き方で熱中するのもいいですがやはり読み物として読む以上、
その内容や舞台、設定に夢中になるものがいい
かな、
と。 
この夢中になる考えが大きくなればなるほど私は楽しめますから。
 最も、
抽象的なのがいいというわけでは有りません。
 私そんなに読み取るの上手でないし(汗)
 でも考えられるものがいいということでも有るし。
 矛盾しているなぁ、
自分(苦笑)

(おまけ)
 あ、
そうそう。
 妙にリアルな笑いネタも好きだったりするなぁ、
アキラとガンマルの例のシーンでのサッカー談義とか(爆)

■■■■■■■■■残る念を残念という

初めまして デス。 Lanza さん 1999年08月05日(木) 08時15分

初めまして。
今まですみっこからこそっと見てるだけでしたが、
僕も仲間に入れてください。

僕の望む小説とは、
「何かが残る物」
です。
たとえばそれは、
ひとつのシーンであったり、
人物の台詞であったり、
します。
もちろん全体の雰囲気であったりもします。
ですから、
苦手な小説は有っても、
(テンポが合わない、
等)
嫌いな小説は無いんです。
なぜなら、
どんな小説でも、
誰かが書いた物である以上、
主観が有るはず
だから、です。
とすると、
僕の望む小説とは、
主観がハッキリした、
「自己」
の確立された人の書いた物
と、
なりますか。
悩みや迷いもまた、
確立された「自己」の内、
とするならですが。

読み返してみたらなにやら、
自分にしか解らないような気がしますが、
コレが今の自分の考えです。

それでは。

本という自分■■

やっと、カキコ。第四議題。 Maki さん 1999年08月05日(木) 10時50分

久しぶりに大学からカキコします。
おはよーございます。
やっと、
まとまりそうなので書いていきますです。

>第四議題
「私の望む小説」ですか〜。
結構難しかったですよ。

1.何度でも読み返す意欲を持たせてくれるようなもの。
せっかく買ったのに1度だけしか読めないような本はいらない。
何度も読んで小説の内容をかみ砕くような本が価値は残る。
(難しすぎて何が何だか分からないというのも問題だが。)

2.没頭できる「世界」があり、
その世界を鮮明に映し出すことができること。
現世界を忘れて、
その本の世界にいるような感覚を与えてくれるもの。
つまり、
時間を忘れて、
疲れも知らずに読めるもの
である。
(もちろん、
個人個人で映す世界は多少違うだろうが。)

3.自分の考えの範疇で完成される話でも、
今までの考えを覆してくれる話でも、
自分に何かの収穫を与えること。

まあ「望むもの」というとこれも当てはまる。
最終的な小説に出したお金の価値はここに出てくると思う。
(あくまで最終的な、
である。
何も無いから価値なし、
ではない。)

4.(完成・未完成)
未完成でも世界において様々な事が考えられるような話であれば、
読者は次の小説が出るまでの間、
退屈はしないだろうし、
より期待できる。
完成はあくまで最終であり、
それまでは最近の本が「完成」となる。
(上・下巻とか小説のラストで区切りが無い場合は別。)
まあ、
シリーズものであれば、
完結はしっかり見せて欲しいが。

ここまでが、
個人意見である。
「良い悪い・楽しい・面白くない」
の言葉無しで書くのは難しいですね。
普通の会話で使いまくってますからね〜。
いやはや。

■■■のこるもの

ボケまくり 紺乃 瑞華 さん 1999年08月05日(木) 11時38分

ど〜もです。
昨日の夕方から、
FDに日記とかを落としてそのままFDを入れたままで帰ったり、
効果測定の日にちを”今日”と聞き間違えてたり、
母親に片付けておくように言われたものを
忘れたりと、
ボケまくってます。
なぜでしょう?
で、
その忘れたFDを取りに来てます。
午後は、
碧ちゃんとやっと、
サークルの会報原稿の編集で出てこれないので。

>第4議題
そろそろ、
やばそうなので。
「君が望む小説」
はですね、

@途中でその作品を読む事をなげたりしないもの、
A読み終わった後も何かが心に残るものがあるもの

@は、
投げてしまうような物で、
シリーズ物なら間違いなく次作は読まなくなるし、
それ以外なら、
時間を置いて再び、
続きを読もうとも思わないでしょう
から。
それに、
「よし、読むぞ!」
って思って買ってその作品を読むために時間を割いたのが
無駄になってしまうわけですから。
これには個人差があると思いますけど。
Aは、
読み終わった後、
何か心に残るものがあるものは、
印象がなければ、
「その作品で感想文を書け!」
って言われても書けないと思うし、
作品を、
他人に紹介するときも、
うまく紹介できないと思う
ので。
この辺は、
MINUTE3の私の意見と、
少しかぶってますね。

あー、
今回も難しかったですね。
この場で、
考えつつ書きました。
少しは、
昨日までに考えてたんですけど。
これを書くのに、
20分近くかかってますが、
相変わらず、
読みにくい文章です。
すいません。

■■■■

第四議題参加! 光城 さん 1999年08月05日(木) 19時20分

でわ、
ちゃっちゃといきます。

>第四議題
第一に求めるのは創作意欲をかき立てられる小説です。
そういう作品は何かを創るための大きな活力と刺激になります。
次には、
自分の心に欠けているものを補ってくれる小説でしょうか。
それは冒険や戦いのようなものであったり、
恋愛のようなものだったりと、
要するに映画や漫画にも共通して求めてしまうものです。
つまり、
上記二つのものでは“小説”というメディアでなくても問題ないということになってしまいますので、
やや議題からは外れているかも知れません。
そこで小説というメディアにのみ求めるものは、
心理描写などの文字媒体でしか表現できない情報を含んだ作品ですね。
(もちろん、
初めにあげた二つの条件は大前提)
そのような作品に多く触れることによって、
人の心の動きを読んだり、
人物鑑定をするための目を養うことが出来るので、
人生の糧となりうるものだと思われます。
(それを自己分析だけで鍛えるのには限界がありますからねぇ)
そんなところでしょうか。

■■■■■刺さる熱

いろあざやかに。 明峰 さん 1999年08月05日(木) 21時56分

いろいろ、
今日一日考えてみました。

なんとゆうか、
鮮やかさをもって自分の中に入り込んで来ようとするもの、
でしょうか。
まずは文章が読みやすいこと。
センテンスがテンポよく、
すとんと自分の中に入ってくるもの。
それからキャラクターにある程度感情移入が出来るかどうか、
これは人間が人間として書けているかどうか、
ということにもつながりますね。
「この人にしか書けないなぁ」
と思わせる、
勢いのある世界描写なども欠かせません
し。
しかし、
特殊用語が出過ぎると、
逆に醒めてしまうのも否めませんし。
ただ、
作者の情熱が感じられれば、
多少の力不足でも許せてしまったりもします
ので、
技術を超越して、
一気にのめり込ませてしまう力のあるもの、
とも言えましょう。
あとは何度も繰り返して読みたくなってしまう、
習慣性を持っていたり、
とか、
何年も経ってからふと思い出して、
その時の主人公の気持ちが納得できてしまうくらい、
良い意味でも悪い意味でも、
心に棘のように突き刺さってきたりなんかしてしまうとか。
そんなものを
「のぞみたい」
ですね。

全てがプラス■■■■■■

香月 さん 1999年08月05日(木) 22時35分

明峰さんにこちらを教えられて以来、
不定期に拝読させていただいておりました。
随分迷いましたが、
つたないながら第四議題について書いてみましたので、
送信したいと……迷っている間に明峰さんが書き込んでいた……。

まず、
己にとっての小説をおおまかに
「日本語で記された物語」
と定義します。
悲しいかな、
日本語以外の言語で書かれたものに対しては読解力が及ばぬため。
これを前提として、
以下のような項目を挙げてみました。

(1) ここではない、
どこか別の場所へ連れて行ってくれる作用を持つこと。

(2) 話が完結していること。
同時に、
永遠に未完結であること。

(3) 挿画に頼らず、
文章だけで読者を魅了する力を有すること。

(4) 擬音や記号
(「!」「?」「……」「――」「ー」等)
が過剰に用いられていない、
  また、
むやみに改行されていないこと。

(5) ひとつでも知らない単語・日本語の粋な使い方を会得できること。

(6) 書店・図書館で容易に入手できること。


(1)(2)は物語性に重点を置いた要求。
(1)は否定的な表現をすれば「現実逃避」、
肯定的にいうならば「未知の可能性の追求」
といったところ
でしょうか。
ふつうに生活していたのでは経験できないことも、
小説を読むことで可能にしてしまえる。
ドラマや映画と違うのは、
自分にちょうどいい速度で話を進められるというところですね。
映像を押しつけられない分、
登場人物の造作や
仕種、
舞台となる光景などを想像できるというのも嬉しいところです。
(2)については、
絶対に両立できません。
「早く頁をめくりたい」
「続刊はまだか」
と希いながら、
その一方で物語の終焉、
小説世界と登場人物との訣別が近づくことを怖れるあまりのたわ言
です。
実はこの項を叶えるため、
最終巻を読まずに取ってあるシリーズがひとつだけあります。
他人に何と言われようと、
自身に許した最大の贅沢。
なお、
作者が存命でありながらシリーズを放り出している場合には
「ふざけるな」
と怒っているので、
何とも勝手な読者です。

(3)(4)(5)は技法の問題ということになるでしょうか。
絵はあってもなくても構いませんが、
個人的に過度な表紙絵や挿画といったものは文章の妨げとなる
と思っています。
とはいえ、
書籍の装幀が気に入れば、
それだけの理由で購入することもありますので、
このあたりは微妙な問題です。
記号は、
まったく駄目だというわけではないのですが、
多用されるとつらいものが。
音引きに「〜」が使われた日には即座にアウト。
その時点で私にとって「小説」ではなくなります。
これらの問題は、
自分がライトノベルズと呼ばれるジャンルに馴染んでいないためです。
ライトノベルズは私の中では
「小説」
ではなく、
「文字を積み重ねたマンガ」
という分類に入ります。
ジャンルの存在を否定しているわけではありませんので、
ご寛恕ください。
……ところで「ライト小説(ノベルズ)」という名称は、
いつ頃、
どこの出版社が最初に用いたのでしょう。
お恥ずかしながら、
一般的な定義もよく知りませんので勝手に
「カバーの絵が派手、
フルカラーの口絵付、
一頁あたりの文字数が少ない」
などを基準にしているのですが。
認識が間違っていたら、
ご指摘ください。

(5)は小説でなくても、
書籍に触れるときは常に求める
ことです。
本を読みながら付箋を貼る癖があるので、
己の蔵書を他人様に貸し出すのは躊躇いたします。
(6)は小説に対してではなく、
出版界の流通事情に望むこと
ですが、
現在ちょうど欲しい本が入手できなくてやきもきしているので、
項を加えてみました。

以下は余談になりますが、
出版社によっては、
昔のものに比べて級数が大きくなっているのですね。
一字ずつの自己主張が激しくて、
読みづらくなった感は否めません。
また、
凸版印刷だったりすると、
読みながら指で凸凹を楽しめたのですが、
残念ながら今は滅多に見かけません。
寂しい限りです。

――以上、はなはだ狭義ながら己にとっての小説というものを考えてみました。
新参者が勝手なことを長々と書いてしまいましたが、
何とぞご容赦ください。
皆様のご意見はあえて読まないようにしてきましたので、
これを送信しましたらじっくり拝読させていただき、
己のへなちょこ意見に身悶えしたいと思います。

■■■■■■平和的シゲキブツ

あう〜 九頭竜川 さん 1999年08月06日(金) 00時44分

第4議題、
間に合うのかっ!
もーちょっとまっておくんなまし〜。

>望む小説
小説を読むこともゲームをすることも○×△をすることも、
五感を通してのーみそに刺激を得るというところでは同じ
です。
どんな刺激も一定の強さ、
性質のものではマヒして行きます。
その人にとって心地よく、
長くマヒを起こさない刺激。
それを提供できるモノが良品とされる
のでしょう。
小説の内容についてのみ言及すれば、
僕は小説作品にその作家の思想、
情念がどれだけ現れているかを重視したい
と思います。
世界観も登場人物も文体も何もかもが、
作家さんが作品に込めたテーマに向けて効果的に収束していく様は読んでいて快感ですらあります。
なおかつテーマ自体の意味が自分の知らない価値観を示すものであるなら、
何も言うことはありません。
ですが時に、
文章も設定も最上であるし作家さんの言いたいこともよくわかりました。
でも
「だからどうした?」
と妙に物足りない作品があります。
肝心要の
「何が言いたいのか」
が薄弱に感じるのです。
世界観も登場人物も文体も何もかもは、
作家さんの想いを伝えるための要素に過ぎないと思う
のです。
従であるギミックだけが突出した作品はすぐに飽きがきます。
僕の知らない言葉を聞かせて下さい。
あなたの想いを聞かせて下さい。
自分以外の他人を知るために、
僕が何も持たないことを知るために。
ま、
実際いつもそんなことを考えているわけではありませんが、
今小説に求めているのはこんなところかな、
という感じです。
うまい料理やうまい酒と同じように、
読んでうまい(単に上手の意にあらず)小説に
これからも出会いたいものです。

(・・・間に合ったかな?)

想像世界一■■■■■■■

間に合うか!! ナゾの田舎者 さん 1999年08月06日(金) 01時37分

第四議題ではなく引っ越しの準備が(爆)
ま、
いろいろあって、
実は明日までに全ての準備ができなくても
なんとかなることはなるんですけどねぇ・・・
とりあえず、
ボクにとっての最大の問題がこのPCであることに間違いはない(笑)
なにはともあれ、
明日は6時起きです。
寝るのは・・・何時になるだろう(笑)

>第四議題
自分が望む小説・・・難しいなぁ・・・とか思っていたんですが・・・
実は自分のHPでそれについて触れていたことがあったことを思い出しました。
さらには、
それを元に
「一冊の小説」
ってテーマのレポートを書いていたりします。
自分が思う
「理想の小説」
について、語っていたはずです。
つーことは、
早い話、
ボクの望む小説とはこのレポートに書いたことなんですよね(笑)
自分が望む小説、
すなわち自分が理想だと思っている小説、
それは
「全てのシーンを想像しつつ読むことができる」
ってこと
ではないかなぁ・・・と。
どんな小説でも、
自分は文章を読みながら頭ん中で想像しながら読んでいるんですよね。
無意識に、
しかし必ずこれをやっています。
で、
いままで読んできた小説には、
必ず「惰性」で読んでしまっていた、
想像せずに読んでいた
シーンがあった
と記憶しています、
いやありました。
それは単に自分の想像力なりなんなりが欠如しているだけかもしれません・・・
しかしまぁ・・・そのレポートを執筆しているときに、
ふと
いかなる手段を使っていてもいいから、
全てのシーンを完璧に想像しながら読んでいくことのできる
小説を読んでみたい
なぁ・・・と思ったことがありましたから・・・
だとすればそれが自分の望む小説なんだろうなぁ・・・と思います。
ちょっと自分勝手であるとは思いますけれど・・・




■■■■■■■■自分的

自分思うに

望む小説、
と問われたときに、
三つの種類の嗜好が生まれていると思います。

1:実際の読書姿勢への理想
2:内容への理想
3:手法の理想

1は、
「自分の望む姿勢で読ませてくれる本」
というグローバルな理想。

2は、
「自分に(その人なりの何か)影響を与える本」
という個別の理想。

3は、
「個人間の読みやすさなどに関わる文体条件を有した本」
という更に個々となる理想。

その意味で言うと自分的には、
「正座で読むほどの」
「前向きかつオリジン要素を伝えること重視で」
「ガツガツ叩きつけてくる文体のモノ」
ということかも。

どうなんでしょーか?
たとえば自分達が好いた本の話をしたときに、
「好みが合わない」
ということは多くあると思います。
そのとき自分達は隣人の何を信じるのか。

「ま、
他人は他人だよね」

というのは結構子供的な、
思考するのが面倒だから放っておきます、
って考え方で、
面白くない。

実は確実に、
共通項というのは存在して、
その上で、
「個人の好み」
があるのだと思います。
ただその共通項は当たり前すぎて気づかないだけで、
大気のように目の前にあり、
かつ必要なモノなんじゃないかな、
と。




■■■■■■■■■
共通項
というものの存在と
望むモノの根底は常に直結しているわけで
他人と自分を隔てるのは壁であって床ではないのではないかと



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