●「誰からレベルを上げた方がいい?」
「点蔵様、何かコツはあるんでしょうか」
「Jud.、ストーリーモードをクリアすると、大体は7〜10レベルになってるで御座るな?
 ならば、

・錬金術師になる者
・交渉役になる者


 という、二人から上げた方がよいかと思うで御座る。
 何故なら、各都市には30日しかいられない上、武蔵は西回りで難度の高い都市に移動していくで御座る。そして出航には、各都市で出港許可ミッションを行う必要があるので御座る。
 一応、出港許可ミッションは低いレベルでも連続アタックでクリアできるで御座るが、苦労が無い方がいいのは必定。
 初期パーティー編成の”生徒会連合”に、ネンジ殿かハイディ殿をつけて三河の汎用イベントを術式主体でクリアしていくのがいいかと。
 三人の内、誰かがレベル11になったら、練金で武器をランクアップさせておけば安心で御座るな」
「なお、三河の出港許可ミッションの相手は霊体です。術式攻撃の準備をお願いいたします」
「とはいえ、好きにプレイすれば良いので、上述のような経験値割り振り頼りに交渉役をレベルアップさせても問題ないで御座るよ?」


●「転職はいつ行った方がいい?」
「点蔵様、前にもあったような質問ですね」
「まあ、ぶっちゃけた事を聞きたいので御座ろう。
 正直なことを言うと、最初の転職は10レベルですぐに行ってもいい、と思うで御座る。
 何故なら引き継ぎポイントが少ないのと、恐らく上記のような理由で出航用の交渉役=学生を立てるため、メンバーに学生で一人はいる状況が生じるからに御座る」
「あと、学生は全スタイル屈指のスキル量を誇るので、正直、最終職業でもいいくらいなんですね」
「Jud.、なので、ここは学生への二段転職を勧めるで御座る。つまり、レベル10で学生は切り上げて、いずれ高速に経験値を稼げる状況が生まれたとき、学生に転職するので御座るな。
 コレが最も、無駄な時間を過ごさずに済む方法かと」


●「最初の転職は何になるのがいい?」
「点蔵様、転職案内です」
「何だか切実で御座るなあ……。
 だがまあ、ここはちょっとプレイスタイルに関わる部分でも御座る。このゲーム、状態異常がやかましい部分もあるので御座るが、
・避けて無視する=格闘師
・回復すりゃいいや=白魔術師
・気にせず行くよ=お好きに
 という感じに御座る。

 ちなみに原作者は格闘師派で御座るな」
「格闘師の絶対回避である”捌術”はレベル21で取得ですね。稼ぎ役が上位や最上位にいるなら、結構すぐの位置ではないでしょうか」


●「転職の例を示せる?」
「点蔵様、実例派の方です」
「Jud.、転職はルートもあるし面倒なので御座るが、実は”学生は、どの職業にもなれて、どの職業からもなれる”ので御座る。レベルアップも早いので、面倒なら中間職業として繋ぎにするのも有りで御座るな」
「で? 転職の示しはどうなの?」
「じゃあ、ナイトとナルゼの”術式主義”な転職例を見てみましょうか」

・学生レベル10

・格闘師レベル21:上位に入ったら白嬢、黒嬢を上位化し、上位稼ぎ役リーダとパーティ

・忍者:レベル7の先手必勝(先攻確実化)をとったら10レベルで次へ

・ナルゼ:黒魔術師:術攻精進を最上位まで憶える
・ナイト:白魔術師:術防精進と解呪、抵抗値上昇を最上位まで憶える

・ナルゼ:白魔術師で最後まで
・ナイト:黒魔術師で最後まで


「やっぱり最終職業が解りやすい私達は転職数が少なくて早いわね」
「でもこれ、物理は一切無視だから、やりにくくないで御座るか?」
「そこらへんは覚悟の上ね。ただ、防御については、”防御は性質が合ってればダメージ60%削減”のルールがあるから、そのルールでやっていくわ。
 精進があったところで、ちゃんと性質を合わせて防御しないと無駄なんだしね」
「交渉が弱いので、ちょっと方法を考えたいところですねー……」


●「精進の職業は?」
「点蔵様、禅僧か何かの方が」
「Jud.、メアリ殿、何か色々知ってるで御座るな……。
 でまあ、精進スキルの得られる職業は、こんな感じで御座る。

・物攻精進=格闘師
・物防精進=騎士
・術攻精進=黒魔術師・巫女
・術防精進=白魔術師・巫女
・交攻精進=学生
・交防精進=学生

「……こらっ、巫女……! 巫女……!」
「私としては物攻精進が欲しいんですけどねー……」


●「ゲームオーバーになるとどうなるの?」
「点蔵様、チャレンジャーの方です」
「Jud.、ゲームオーバーになると、金などが一定率でドカンと減少。しかしそれだけで御座る。
ぶっちゃけ、この拠点でもう少し稼ぎたいと思ったとき、金とかどうでもいいなら故意にゲームオーバーも有りで御座ろう。
但し、ミッションは更新されないので気をつけるで御座るよ?」
「何かオメエ、割り切りいいなあ……」


●「稼げる都市ってあるの?」
「点蔵様、楽をしたい方が」
「Jud.、稼ぎ方と目的にもよるで御座るなあ。基本、経験値分配があるので、強いミッションに行けば行くほど皆が楽になるで御座る。
 だから、その拠点が物足りなくなったら、隣に移るのがよう御座ろう。
 ただ、汎用ミッションは楽なミッションが多いので、各拠点についたら汎用ミッションを回していくのが常道に御座ろう。
 そして、実は汎用ミッションをやりやすくする拠点があるで御座る」
安芸−下関、英国-IZUMOの航路ですね、点蔵様」
「Jud.、安芸と下関、英国とIZUMOは、航路の逆転に近い動きをするため、往復が可能。どちらかで汎用ミッションを行ったら、すぐに戻れるし、難度も手頃なのでなかなか美味しいで御座る。
 期間限定イベントを何処かで見たいとき、ここで調整するのもありで御座るな」


●「そんなこと言わずに稼げる箇所を教えてたもれ」
「点蔵様、公家っぽい人からです」
「Jud.、そんな知り合いいたで御座ろうか……。
 ともあれ、それでは解りやすい稼ぎ方を教えるで御座る」
「誰か捕まえて夜通しプレイさせる?」
「そりゃ奴隷プレイで御座るよ! えーと、一番楽なのは、ボスを連続して倒すことに御座る。ボスミッションは、汎用ミッションと違ってクリアしても消えないので、連続挑戦が可能なので御座るよ」
「点蔵様、でも、ボスは強力で、状態異常付与などもよく持っていますよね? 他にも、睡眠術式を打ってきたりと」
「Jud.、だから、”絶対回避”系スキルを持っているものが対応するので御座る」

・敵のあらゆる攻撃を”絶対回避”で回避し、1ターンでボスを倒す。

「これが理想に御座る」
「何かWIZらしくなってきましたね……」
「出来るのですか? こんなことが」
「Jud.、たとえばミトツダイラ殿の”貧乳回避”、そして自分の”絶対回避”はこの条件を叶えるものに御座る。
 スキルでは、格闘師が憶える”捌き術”がコレに該当するで御座る。
 後は、ミトツダイラ殿の場合は銀鎖を上位や最上位に強化。
 自分の場合はメアリ殿から王賜剣一型を借りて上位や最上位に強化。
 特にミトツダイラ殿の銀鎖は強力なので、上位クラスで堺近辺のボスなら一ターンで倒す事が可能に御座る。
 ただ、一人で行くと押さえが足りないので、レベルアップさせたいキャラと二人でいくのがよう御座ろう」
「やり方を掴んだら、他でも同じ事が出来ないかを試す、ということですね?」
「ゲーム自体がちと味気なくなるので、上位ミッションを開くための下位ミッションは、低レベルのキャラに取りかからせた方がよう御座ろうな」
「では、後の方の稼ぎ場所としては、どのようなものがありますか?」
「ダンジョンは一気に敵を倒していくため、ボスよりも稼げるものが多いで御座る。
 だから、究極的には、ボス系ダンジョンが超稼ぎ場で御座るな。最上位のダンジョンは特に馬鹿げたレベルの経験値が獲得できるため、入って出てきたら30レベル超上がっていたとか、そんなこともあるで御座るよ? だからいろいろなイベント条件で、レベル上げが厳しく見えても、実はさほどでは無かったりするので気を落とされぬようにして欲しいで御座る。
なお、讃岐には罠が無いダンジョンが三つもあるので、無転職で最上位を狙う場合にも有用で御座る」」


●「更にガチで稼ぎたい」
「点蔵様、本気モードのようです」
「Jud.、それではまず、稼げると思ったミッションに行って下され。
 そしてミッション内のルーム移動画面を出すといいかと。
 こういう画面で御座るな」

「ここで□を押すと、拡張システムが出るで御座る」

「この”リトライ”に注目。リトライとは、本当に再挑戦のことで御座ってな」

:得た金、アイテム、EXPなどそのままで、ミッションを最初からスタートなので御座る。

「セーブも出来るし、所持品管理も出来る。
だからこれを利用すると、教導院に戻らずミッションニート生活が可能。
体力切れるまでミッションをずっと回し続けられるわけで御座るな。
だから日数関係無しで、かなり稼げるで御座るよ?」
「アイテムドロップを狙う場合も、これで連続挑戦出来るわけですね。
 クリアすると一時的に消えてしまう汎用ミッションも、クリアせずに中を回し続けられるので、安全に稼げます」
「Jud.、気をつけなければいけないのはこの拡張システム、”最終ルームをクリアすると使えない”ので気をつけるで御座るよ?」
「つまり、ボスと複数回戦闘するミッションを見つけておくと、最終ルーム前までのボスを狩り続けられるわけですね」


●「最強の戦術って何?」
「点蔵様、いきなり核心ですね」
「戦術についてはいろいろあるで御座るな。
 たとえば稼ぎのところで述べた”絶対回避で回避して、一ターンで倒す”のも一つの真理。
 これを重ねるようにして、三人パーティー全員で絶対回避系スキルを持ち、三ターンで倒すというのも有りと言えば有りで御座ろう。
 また、回避する代わりに、ターンイニシアチブを必ずとれるスキルを身につけ、開幕終了にするというのも手で御座る」
「その一方で、堅実に状態抵抗値などを錬金術師のレベルアップで稼いで、無敵キャラを作るというのも有りですね」
「そういうことに御座る。プレイスタイルに合わせて、いろいろな方法を模索するのがいいで御座るよ」


●「何か地獄のようなサブミッションがあるんですけど」
「点蔵様、地獄を見た方が」
「Jud.、率直なメアリ殿は素敵で御座るよ?
 で、ストーリーモードのサブミッションで御座るが、ストーリーモードはメイン主軸で構築されているので、サブ側には相当な課題のものもあるで御座る。
 とはいえサブミッションなども、基本は下位から始まるミッション群の幾つかなので、キツイと思ったら、ストーリーモードクリア後、装備など調えて再挑戦されるのが良いかと。フリー化していても、クリア達成率などは同様に数えられるので、問題はないものを思って頂ければ、という処に御座る」


●「最上位にすぐ行きたいんだけど!」

「点蔵様、せっかちさんです」
「Jud.、最上位に行くには、

・全員のレベルが合計250になること
・上位ダンジョン4つクリア

 が命じられるで御座るな。
 このうち、レベル上げは経験値分配もあるので楽で御座ろう。問題はダンジョンに御座る」
「ええ、罠のあるダンジョンとか、面倒ですからね……」
「そんなわけで、罠の無いダンジョンを紹介するで御座る」

・堺「砂漠で宝探し」
・讃岐「瀬戸内はピー音連発」
・讃岐「山岳で山賊」
・讃岐「廃村に行こう!」
・種子島「射撃防御」
・種子島「射撃術式」
・IZUMO「鉱山占拠」

「課題の四つを超える数がありますね。ただ、敵も強化されてますし、楽ではありませんので頑張って下さい」
「ともあれ、無転職で最上位に行こうとしている場合は有用で御座ろう。
上記の拡張システムでセーブなどを使って、頑張られることを願ってるで御座る」


●「クリアに向けてやるべきことは?」
「点蔵様、トータルの質問が来ました」
「Jud.、そうで御座るな。後半の敵は状態異常付与を基本的に持って御座るので、対策が必要になるで御座る。

・強化玉による抵抗値上昇
・錬金術師のレベルアップ
・抵抗値上昇系の術の獲得

そしてその上で、

・レベルアップ
・スキルの見極めと獲得
・武装の、種類、抵抗値、付与値の充実

 となるもので御座ろう。
 究極ボスのラストを倒すには、基本600レベルから1500レベルが必要と考えられて御座る。そして最大の究極ダンジョンをクリアするには、2000レベル以上が必要かと」
「随分と気長ですね、点蔵様」
「Jud.、しかしレベルは上げようとするとガンガン上がるゲームなので、意外とすぐに御座る。
 そしてラスボス? など倒す前に、ゲームとして与えられた課題はクリアしている筈。
 だから課題後は、本当のフリーモードとして、気長に挑戦していくのがいいで御座るよ」
「飽きたら一息、そんな感じのプレイスタイルでいいボリュームだと思います」


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