●「はじめに?」
「点蔵様、上位に入ったようですね」
「Jud.、ではこれから、上位導入のチュートリアルを進めるで御座るよ?
 原作者が進めたルートのなぞらいなので、そのあたり御考慮でお願いするもので御座るかなー」


●「上位に入ったら?」
「点蔵様、上位に入った際に、することはありますか?」
「Jud.、まず、IZUMOにいるわけで御座るが、10レベルになっている誰かを錬金術師に転職で御座るな。
 モブ夫殿が的確で御座ろうか」
「何でここで転職しとくわけ? まだ、レベル11で上位キャラになった人はいないでしょうに」
「Jud.!このゲームは戦闘結果の経験値の内、1/10が皆に与えられるで御座る。
 ここから先、ちょっとでも戦闘などあったら、その分配をしておくためで御座るな」
「点蔵様? 錬金術師になるレベルが足りない場合は、どうされます?」
「Jud.、皆をレベル11にする必要もあるので、まずは三河に行くで御座るよ。
 パーティーは”生徒会連合”を選んで、ミッション”IZUMO到着〜補給”をクリアして、IZUMOからの出港許可を得て来るので御座る。
 行き先は三河。そこはこのゲームで最も難度が低い土地。そこにちと、鍛えに行くで御座る」


●「出港許可の補給ミッションはどう戦う?」
「点蔵様、補給ミッションではどのような戦い方を?」
「Jud.、交渉役の武器の”CO”欄に術式・眠を入れて、それで押していくで御座る」
「敵がよくやってきた睡眠押しですね。補給ミッションの敵は睡眠術式を持っていますが、打ってくる率が低いので、それで押し切れます」
「もし失敗しても、翌日に行けば続きのルームから始められるからメゲちゃ駄目よ?」


●「三河に戻ったら?」
「点蔵様、三河に戻りました」
「Jud.、そうしたら、ミッションで手頃なものを選んで経験値稼ぎで御座るな。
 レベル10以下の場合、稼ぐのに安全なのはミッション”三河修行ダンジョン・スタンダード”で御座る。
 ここでは、1ルームあたり大体40000前後の経験値が稼げるで御座る。
 出てくる連中も、あまり状態異常や睡眠術式を打って来ないので楽で御座るな」

「HPもこんなもんなので、一、二発で沈むで御座るなー。
 そしてボス前のルームをクリアしたら、宝箱確認の後に□ボタン→リトライで最初の部屋から稼ぎ直す……、というのも結構いけるでござろう」
「ボスも、怖いようでいて、HP見ると3発くらいで沈むわね……」

「なお、見えませんが、現在はコレ、交渉役の正純とシロジロ君、そして錬金術師候補のモブ夫を鍛えてます。
 前にも書きましたが、交渉役を最初に上位化して、武蔵の移動に必要な”補給”イベントをクリアしやすくしてるわけですね」

「ボスを倒したときの経験値はこんな量で御座るな。雑魚達は一人あたり13000前後で御座ろうか。
 ストーリーミッションで鍛えるより遙かに効率的で御座る」


●「レベルが11を超え始めたら?」
「点蔵様、ここからはどうしますか?」
「Jud.! ともあれここで、誰かがレベル10になって、教室で錬金術師に転職したとするで御座る。
 そしてここで、誰かがレベル11になったとするで御座る。
 その場合、錬金術による上位武装が作れる、という訳に御座る」
「では練金室に行って、レベル11になった人の武器を鍛えましょう」

「まず対象者の武器を選んで……。あ、ここでは例として正純の符フォルダを鍛えてます。
ちなみに、この時点での最強武装は恐らくミトの銀鎖でしょう。
ミトは貧乳回避も使えますので、勝ちにいく場合は銀鎖の上位化でお願いいたします」

「素材には、ランクアッパー玉ですね」

「これを正純様の符フォルダにつけると……」

「あ、その上でスキルもちゃんと上位のものを入れるで御座るよ?
 下位のものを入れても、攻撃回数分くらいしか伸びないで御座る。
 ☆が二つついたスキルをメインで入れてくだされ」
「性能が一気に伸びます。
 命中率であるHCが低いですけど、攻撃回数が多いので全然構いませんね。
 では、これでちょっとさっきの下位ダンジョンに行って見ましょう」

「余裕過ぎますねー……。下位だと1、2発と言っていたのが懐かしいです。
 なお、見れば解りますが、武器は1ランク上がると爆発的な威力増強となります。
 そして上位版は命中率や攻撃力が上がり、実は”大半の上位敵を一撃で倒せる”んですね」
「それってつまり……」
「ええ、ここから先は1〜3ターンで勝負を決める世界になります。
 ストーリーモードのような苦戦や、下位のようなじんわりした勝負はもう無いんですね。
 向こうが状態異常を使ってきて、パーティーHPの恩恵を無視したパーティの個別切り崩しをやるより先に、勝負をつけます」
「だから基本、前に出る人の装備は上位化しておくといいですね」


●「では、ここで上位化するべきは誰?」
「点蔵様、メンバーの選出ですね」
「そうで御座るな。
 ではここで、自分とミトツダイラ殿を上位にして頂きたく思うで御座る」
「何? 目立ちたいの?」
「いやいやいやいや。何故かというと、自分は絶対回避、ミトツダイラ殿は貧乳回避を持ってるからで御座る」
「この二人の特殊回避は、相手のありとあらゆる攻撃を回避します。
 つまり状態異常に掛からないので、向こうに先手をとられても安全なんですね」
「ゆえに、ここから先は、自分とミトツダイラ殿が牽引パーティを率いて行くで御座る」
「つまり、”稼ぎの始まり”ですね」


●「稼ぎの前にすること」
「点蔵様、稼ぎの前にすることは何でしょう?」
「まずは、将来の牽引役を転職させておく事で御座ろう。
 原作者の場合、絶対回避系の技である”捌術”(格闘師レベル21)が欲しいので、幾人かを格闘師に転職させるで御座るな」
「俺とかな!」
「あ−、うん、そんな感じで。あとは、
・点蔵=王賜剣一型
・ミトツダイラ=銀鎖

を先ほどと同じやり方で練金し、上位化して装備するで御座る」
「そうしたら稼ぎの始まり?」
「いや、もう三河に用は御座らぬ。いい稼ぎ場所のある隣、堺に行くで御座るよ」
「堺に行くための出港許可ミッションは”三河到着〜三河現状確認”です。霊体と戦闘になるので、術式・眠以外の術式をお願いいたします。
 術式・眠は無属性なので、霊体に効かないんですね」
「あと、以前にも書いたで御座るが、この手の出港許可ミッションは自分が上位だろうと最上位だろうと下位ミッションクリアで出港許可が出るので注意に御座る」


●「稼ぎ開始1」
「点蔵様、堺につきました」
「Jud.、では、自分かミトツダイラ殿、もしくは自分とミトツダイラ殿のパーティーで、このミッションを選択に御座る。
 堺ボス”三河からの怪異撃退”、まずは下位からクリアして、上位版を出すで御座る」

「シロジロ殿は相変わらずキチガイで御座るな……」


●「稼ぎ開始2」
「点蔵様、翌日になりましたが、すぐ出場ですか?」
「Jud.、ここはまず、”三河からの怪異撃退・上位”を選択するで御座る」

「内部は2ルーム。どちらも上位ボスがランダムで出てくるわ。竜系だと”あたり”。非神槌だとちょっと”ハズレ”ね」
「でも、点蔵様、ボス相手に大丈夫なのですか?」
「大丈夫で御座るよ。ミトツダイラ殿、無茶性能のドラゴンスレイヤーなので。ちゃんと銀鎖の上位化とスキルの上位をセットしていれば」

「このくらい、無茶なダメージが出るで御座る」
「ちなみに、敵に先攻をとられたら貧乳回避で避けましょう。ミトの攻撃セオリーですね」
「あれ? でも、ここで浅間と姉ちゃん仲間にしてるけどさ。格闘師の俺は?」
「Jud.! それについては理由があるで御座るよ。何故ならここでの経験値は──」

「貰いすぎじゃね!?」
「最上位行くともっと凄いで御座るよ?
 ともあれ、上位で戦えるなら下位で稼ぐより効率いいので御座るな。何しろここでの経験値の1/10が皆に分配されるで御座る。
 一戦闘あたり約40000。三河の下位ダンジョンが1ルーム3、40000前後だったことを考えると、こっちの方が楽で御座るな」
「大体、待機組が20人いますから、一戦闘で800000の経験値を余計に稼いでいるんですね」


●「稼ぎと、未来の展望」
「点蔵様、稼ぎが軌道に乗ったらどうしますか?」
「Jud.! あとは、ここでボス狩りを行ったり、罠が無いダンジョンである”砂漠でヒャッハー”などをクリアして稼ぐので御座る。
そして転職組が上位に入ったら、彼らを自分やミトツダイラ殿のパーティに入れ、格闘師レベル21の”捌き術”を手に入れるので御座る。
それを得れば、皆も自分達のように敵の攻撃を一回完全に無視できるので御座る」
「で、とりあえずコレで戦うパターンを理解したら、別拠点に回ったり、いろいろなミッションを試していく訳ね。
各地に、もっともっと稼ぎやすかったりする場所があるから、楽しみにして欲しいわ」
「ともあれこんな処でしょうか。皆さんの参考になりましたら幸いです」


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