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梅原氏への返信2000年07月06日
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 梅原克文様
2000.7.6

 お手紙ありがとうございます。

 評論家の件についてですが、まずぼくは大笑いしてしまいました。
 気を悪くしないでください。深い意味はないのです。

 これ、くり返しになりますが、評論家などは***にも等しい存在と考えています。いかに苦しめられたからとて****相手に復讐してもそれは益のない行為です。
 ***して、影響がなくなればそれでおしまい。出て来た死骸、あるいは生きていていたとしてもこれを踏んづけるのは靴の底が減るだけ、こちらの損です。

 たしかにSF系の評論家の友人も多いですが、理解を示してくれる者もいれば、そうでない者もいます。面と向かって悪罵された事もあります。ですが、かような手合いにまでこちらの意見を説こうとは思いません。***にそんな高度な内容を理解する頭を期待する方が無理と言うものです。

 評論家に対する態度というのもぼくと梅原さんとではすれ違う点のようですが「どちらが目くそで、どちらが鼻くそか?」を議論しているようなものでしょう(笑)。役立たずという結論は変わらないのですから。
 ですが、梅原さんのお気持ちは判りました。ぼくの方からこの話題に触れることはいたしません。
 ホームページもご自由にお使いください。もちろん、今回いただいた手紙も一言一句削らずに公開します。

 また、話は若干変わるのですが「このSFが読みたい」のランキングに入らなかったことについても、これはぼくの言葉が足りなかったようです。
 確かに無視されたのは歓迎すべき事態です。これについては全く異論がありません。
 ですが、ぼくがいだいた疑問、あるいは落胆は別の部分にあるのです。
 優れた作品を取り上げて正当な評価を行うのが、評論の重要な機能の一つであることは間違いありません。
 たとえばかつてのSF関係者がSF味も持ちかつ作品として優れているにもかかわらず「SFとして弱い」というような理由で境界作品に高い評価を与えなかった事例がありました。それが結果としてSFというジャンル全体の衰微を招いたのです。
 では『カムナビ』の出来はどうだったか?
 (かつて)SFと呼びえた作品です。
 出来はどうか? 数字がすべてを語っています。

 ですが、SF評論家、関係者たちはこれを取り上げようともしなかった。本来であればそれがSF味が強かろうが、弱かろうが、高い評価を与えてしかるべき作品を無視してしまったのです(むろん、それは喜ばしい事実ですが)。関係者たちはいままた、かつてたどった轍を突き進もうとしているのです。アホです。
 いやはや、何も言いますまい。
 あるいはこれは***に多くを求めすぎたのかもしれません。もともと**********のようですし。

 さて、前回の梅原さんの書簡を公開したところ、ネット上で貴重な意見をいただきました。
 発信者は若桜木虔氏で、内容の要約は「梅原氏は税金を払いすぎである。これほどの巨額納税が一般的な物であると税務署員に理解されたら同業も巨額な納税を要求されかねない。梅原氏には節税努力をお願いしたい」と言う物です。
 まことに僭越ですが、書簡に提示された梅原さんの納税額から逆算したところ控除額必要経費が三十数%程度ではないかと、思われます。
 一般的に著述業者の場合、40%まで(一説によると60%。税務署によって違う)は無審査で認められると言います。ぼくの場合も何としても所得税率を10%以内に収めるように努力しています。

 自宅住まいで、かつ未婚の梅原さんの場合、控除や経費率をあげるのは難しいのでしょうが、両親を扶養にいれる、交通費や、自動車の購入費用は当然【いろいろ汚い手が書いてあるので略】様々な手段が考えられます。

 ****氏だったか、****氏【物故した著名作家:青山注】でしたかあのクラスの作家になりますと(あくまで噂ですが)担当編集者、編集長に数百万から一千万程度の商品券を、歳暮、中元として送っていたそうです。
 税金として収めるぐらいなら、世話になった編集者に報いようというものです。

 これらは極端だとしても(当時の最高税率は90%だったはずです)、聞くところによると梅原さんと若桜木さんの年収は大差ないそうです。というのも、若桜木さんも仕事量を調整して年収3000万を越えないように調整しているそうです(3000万を越えると消費税がかかります)。
 また、平均納税という手法もあるそうです。
 これは突出して収入の多い年、三年間の所得の低い物を基準に課税するのだそうです。もちろん、税務署はこんな方法は教えてくれません。

 ぼく自身、それまでは自分で申告していたのですが、一昨年(平成十年度)税務署員と大喧嘩したため、今年(平成十一年分)以来、若桜木さんに紹介していただいた税理士さんに相談、申告を依頼しています。
 今度、紹介いたしますので、梅原さんも連絡を取ってみてください。

 では、また。
 青山智樹


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