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梅原氏からの手紙1

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 残暑お見舞い申し上げます。
 お元気のことと思います。
 こちらは8月下旬になっても、まだ梅雨です。

 ご長女の誕生、おめでとうございます。
 そして、ご母堂のご逝去、お悔やみ申し上げます。
 一度に、これらを書くのも妙な感じですが。

 ちょっと、お知らせを。
 映画版「二重螺旋の悪魔」は無期延期になりました。
 東映は、「北京原人」が大赤字だったため、特撮映画の予算獲得が難しくなったそうです。そのため、「二重螺旋の悪魔」も身動き取れなくなったそうです。
 まあ、致し方ありますまい。

 「二重螺旋の悪魔」の文庫は今年の秋、角川書店から出ることになりました。
 映像化が流れてしまったので、朝日ソノラマの文庫では、売り上げアップが難しい情勢になり、結局、角川の宍戸氏らに口説き落とされました。
 しかし、「ソリトンの悪魔」は、当面はソノラマ文庫シニア版で出ます。
 朝日ソノラマへの恩義もあるので、こういう玉虫色になってしまいました。

 ただし、東映の角田朝雄プロデューサーからの手紙によると、こうです。
『角川書店から「二重螺旋の悪魔」が文庫で出るなら、将来、映像化に強い角川書店の助力が得られるかもしれない。だから、その可能性に対して、ねばるつもりである』と。

 さて次回作「カムナビ」ですが、分量は1800枚前後になります。当然、改稿のための作業量も膨大になり、なかなか終わりません(涙)。
 発売は99年まで遅れるかもしれません。
 とうとう前作から四年も間が空くわけです。

 遅くなった最大の原因は、「慣れない分野の大作に、いきなり挑戦したから」です。
 つまり、従来、私はアマチュア時代から「近未来ハイテク・アクションSF」といった路線が多かったのです。
 それが「古代日本史&伝奇SF」に挑戦となると、野球からサッカーに転じたぐらいの相違がありました。
 「古代日本史&伝奇SF」路線で、いくつか短編を書いて、「肩慣らし」を終えてから長編に取りかかるべきでした。それなら、もっとスムーズに進んだでしょう。そこに気がついていなかったのは、失敗でした。

 少し予告しましょう。
 目次は以下の通りです。

「第一部 胎動」
 「第一話 青い土偶」
 「第二話 古文書」
 「第三話 秘祭」

「第二部 降臨」
 「一、覚醒の巻」
 「二、接近の巻」
 「三、熱田祭の巻」
 「四、鳴動の巻」
 「五、三輪山の巻」
 「六、蛇神の巻」
 「七、真相の巻」
 「八、草薙剣の巻」
 「九、カムナビの巻」
 「十、終息の巻」


 貴兄も、ご健筆のようですね。さらなるご活躍をお祈りしております。
 では、いずれ、また。
 奥様にもよろしく。
          草々

 青山 智樹 様 

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