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2012/10/10 水曜 高貴のない国
 日本というのはおおむね、(少なくとも日本人にとっては)良い国だと思うが、どうも「これ、欠けているんじゃないか?」ってのがある。
 ノブレス・オブリージュである。
 日本語には適当な翻訳がないが「持てる者の義務」「高貴な者の責任」とでも直訳しかない。
 「高貴な者、持てる者はそれに応じた社会的、あるいは他人への責務を果たさなければならない」ぐらいの意味合いである。
 西洋での発祥はやはり貴族と、庶民がいて、戦いが起きた時、貴族は先頭に立って領民の安全を守らなければならない……と言うのが発祥だと聞いたことがある。
 良くインドなどに行った人から空港に降り立つと物乞いが「バクシーシ」と言いながらよってくると聞く。これがよく調べてみると「喜捨」である。富裕な者が持てざる者に施しをするのは善である、という考え方である。日本で神社にお賽銭を投げるのと同じである。
 こうした思考は西欧では息づいていて、会社などの評価をする場合も「社会的貢献度」の高さが評価される。個人においても福祉団体などへの寄付も多い。
 もっとも、これは税制上の問題があるが、寄付が税理上有利になるという考えが日本にはないこと裏返しである。

 もちろん、庶民同士の間では互助的な考えは浸透していて「情けは人のためならず」なんて諺があるぐらいである。サイフを拾って、中のお金ごと戻って来るようなことも珍しくない。

 じゃあ、日本で持てる者が社会的貢献のためなんかしよう、と言うのが一般的かというとそうでもない。
 二世議員ばかりはびこるような政界を見ていると、親の金で選挙に出て、で、献金を受けて利益を献金者に誘導するような構造が出来上がっている。こっちだって、献金とか、脱税とか、横領とかしてみたいがそんなに儲かっちゃいない。
 ぼくだけではない。日本人の平均年収は600万ほどだそうだ。600万の収入でどんな社会貢献ができる? せいぜい赤い羽根募金だ。いまは景気が悪いので公務員は比較的、恵まれている方だろうが、だからって何ができようモンじゃない。

 これは受け取る側にも問題があって金持ちが終生尽くして集めた美術品を公開しても、こっちがひねているだけかも知れないが「けっ、金持ちの道楽か」と受け取ってしまう。
 誰ぞが何かに多額の寄付をしても「ふん、売名か」と思う。

 与える側にしろ、受け取る側にしろ「ノブレス・オブリージュ」は無いか、非常に希薄である。

 もちろん例外だって沢山ある。
 そもそもヨーロッパで市民革命が続発したのは持てる者が欲張りすぎたからだ。

 歴史的に振り返ってみても、ない。
 平安の貴族支配は当然、武家支配になっても状況は変わらない。ネズミ小僧が義賊と呼ばれるのも、持ちすぎた者から再分配したからである。

 この話、結論はない。

 願うならば、大ベストセラーを飛ばしてSF図書館とか、SF養老院を作りたいと思うが……やっぱ、趣味だな。
2012/10/12 金曜 しくしく
 落ちました。狩猟試験。
 せっかく都庁まで発表見に行ったのに……。
 筆記の足切りはないだろうし、銃そのものの扱いは問題なかったと思うので、団体行動と、鳥獣の判別でミスったのでしょう。
 東京がキビシイというのは本当らしく、合格者の番号の抜けを見ていると半分以上が落ちている。まあ、仕方ないか。講習も受けなかったし、来年までの課題だな。
 冬は伊豆あたりでマタギ、夏は涼しいところで過ごすと言う計画は先送りです。
2012/10/25 水曜 田母神俊雄
 取材で田母神俊雄、元・空幕長にあってきました。
 会うたって、本を作る過程のロングインタビューで質問者は竹書房の社長と、この青山。ぼくにはテープ起こしなんかできないので、テキストの再構成などは出入りのライターさんがやるのだけれど、質問事項の設定や全体のフローチャートはぼくが慌てて作った。
 詳細は本の形になるまでオープンにできないけれど、空幕長ともなると凄い。
「まともなことも言うけれど、時々、妙な事を口走る人だなぁ」
 と思っていたけれど、ちゃんと理論武装している。……もっとも、あんまりしゃべりたくない事もあるみたいだったけれど。

「部下というのはきちんと命じたことをやってくれればいい。失敗したとしても部下が最善を尽くしたとしたら叱ってはいけない。責任は上司が取る」

「海外に部隊を送り出した時『死ぬなよ』と言って送り出した。ところが、自衛隊の規定では撃たれるまで撃ち返せない、だから『死ぬな』ってのは先に撃てって意味だ。けど、空幕長がそんなことを言ったら大事になるから、別の人間を使って本当の意味を伝えさせる」

 ミッドウェー海戦について。
青山「あの作戦は、日本がアメリカの機動部隊を誘い出し、叩こうとした海戦でした。ところが、戦力差、兵員の練度、どれを取ってもアメリカに勝ち目はない。なぜ、あんなものにアメリカは応じたのでしょう」
田母神「あれはちょっと様子見して、逃げる気だったんですよ。ところが南雲忠一がヘマをしたんでああなった。もちろん、日本がミッドウェーで勝っていたとしてもその先は判らないですよ。いずれにせよ、南雲じゃなくて山口が(以下略)」

 続きは本が出てから。
 けど、この人の訓辞、長かったろうなぁ。

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