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2012年09月の近況
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2012/09/03 月曜 小さい秋
 日本の夏は暑かった。こんな暑かったっけ? と思ったら去年は日本にいなかったのであった。
 暑いのはまあ良い。水風呂入ってしのげばよろしい。
 今度は冬がやってくる。寒く、暗い冬が。
 ファミレスで仕事して、夕食時に帰る、という生活をしていると、如実に日が短くなってくるのが判る。植物の開花のタイミングなどは寒暖だけではなく、日照時間も影響してくる。もちろん、人間にも影響する。青山も冬は元気がなくなり、眠くなる。体力も落ちる。

 色々と余裕があれば、夏はアメリカ、カリフォルニアあたり(結構涼しい、旅費も滞在費も安い)。冬は南の島、シンガポール、香港、台湾でもいいな……あたりで暮らしたい。

 サトウハチローに「小さい秋みつけた」という童謡がある。
 あれ、おかしくないか?
 小さい秋、と言っている割りには秋ど真ん中である。
 ハゼの実が熟すのはもっと後だし、モズの声が聞こえるのはもっと後である。

「小さい秋みつけた」と言うからには、何らかの秋らしくない環境の中に秋を見つけた、という意味ではなかろうか。
 解かしたミルク、が何を指すのか判らないが、練乳を薄めたとか、ミルクに砂糖を溶かし込んだとかだと、季節はいつでもいい。まあ、暖かければ秋とか、冬だろうが「小さい秋」にはそぐわない。
「小さい秋」と言うのであれば「ベランダでセミが死んでいる」とか「水風呂から手で風邪引いた」とか「中華屋から冷やし中華が消えた」とか、そう言うもんだと思うのだけれど、どうなんでしょ?
2012/09/08 土曜 不動産屋へ
 千葉に亡くなった両親が残してくれた土地がある。母親は年を取ったら隠居するつもりだったらしいが、その前に死んでしまった。大体、年を取ってくると身体が動かなくなる。

 空気が澄んでいる、自然が豊かだと言っても、そもそも外へ出るのが億劫になる。
 何年も前から地元の不動産屋に頼んで売りに出して貰っていたのだが、管理費、固定資産税がかかるばかりで、売れる気配がない。
 で、いまのマンションを借りている不動産屋に相談したら、電話がかかってきて「社長がお話ししたい」。
 何でそんな大事に! 行くと、二階の応接室に通された。
 土地のことはともかく、この社長さんは地元の人ですっかり意気投合してしまった。
 不動産売買も地方ではすっかり下火で、3500万で買ったマンションが競売にかけられ、180万で入札がなかったとか、その不動産屋さんで持っていた温泉付き、社員福利厚生用のリゾート物件。維持費がかかるので手放したとか。買った時は何千万もかかったらしいが、売った時は35万。維持費がとんでもないので、このままでは母屋が危なくなる、という事らしい。

 しかもまあ、事だけは話してあった国分寺の書庫。行って見てきたらしく、サジェスチョンまで貰ってしまった。
 結果としては、現状維持になるのだが、内装を作り替えて貸す。多分、月八万だろう。
 解体して売る、解体費用は予期していたより低かったし、実売価格も大したもんだ。でも、税制上の不利が生じるので実際に手許に残るのは雀の涙。
 だったら今のまま書庫だよな。

 ついでに、ぼくが子供の頃住んでいた場所の話も聞いてきた。
「ほら、ここに床屋があったでしょう」
「知ってます。高橋さんでしょう。いまでもありますよ」
「粗朶屋さんもねえ、連帯保証人になっちゃって、あれだけあった土地手放して、母屋ももうないんじゃないかなあ」
「駅前の秋元さんはねぇ……」
2012/09/19 火曜 さて、国際情勢は……
 日記の日付は昨日になっているがお許しを。
 日本のマスコミをあまり信用していないので、テレビのニュースとかあまり見ないのだが、昨日久々に尖閣諸島に接近する中国の警備艇を見て、あーあ、気の毒に、と同情した。
 中国の暴挙だ、とする声もあるが、中国国内であれだけ騒ぎ立てているのに、国が何もしないでいたら、今度は暴動が政府に向きかねない。だからまあ警備艇を出してきたのだろうが、怖かったろうなあ。中国の船は。
 テレビは中国側の船ばっかり映して、海上保安庁のははっきりしなかったが、サイズからして千トン、二千トンの大型の船が多かった。かなりの部分がかつての北朝鮮らしき不審船対応で作られた新型艦で、速力も三〇ノット以上とされている。
 北朝鮮の時、海上保安庁の船は不審船に振り切られ「海上保安庁の手に余る」として、自衛隊のやはり「速力三〇ノット以上」と公表されていたイージス艦が三五ノットで逃げる不審船に軽々と追いついた。
 で、海上保安庁の船。何ノット出るんだろう?(なお、一番速いのは44ノット以上)。

 更に銃撃を受けて負傷者を出すような事件があったため、千トンクラスの船は装甲を厚くして、反撃用に三〇ミリ砲や、バルカン砲を搭載している。あの距離だったら、外しようがない。中国側も武装はあるだろうけど、まあ、中国もそこまではやらんでしょう。
 ついでに海の底では潜水艦が追尾しているだろうし、予定海域に海上自衛隊の対潜哨戒機がソノブイをばらまいているだろう。

 そうそう、日本のマスコミ報道をあまり見ない、と書いたが、ネットでロイターやCNN見てます。
 さすがにロイターのトップニュースは「中国問題」になった(こないだまで北朝鮮情勢だった)。
記事の内容は「人民元、暴落」。そりゃ、そうだろうなあ。

 CNNは「イスラム諸国の対米デモ、拡大」。そりゃ、そうだろうなあ。

 日本では駅前の中華料理屋も、焼き肉屋もスプレーをかけられることもなく、無事です。
2012/09/20 木曜 ゆとり、じゃないよな
 ガストにて。
 PC開いて仕事している。
 隣の席に座った大学生が、おそらく後期の単位選択の要項を読んでいる。
「えーと、こっちは扱うのが、ワードとエクセルになっているけど、もう一つのはオフィスになっている。違うのか?」
 一言聞こえただけで仕事する気力が失せる。
「ジェー・エー・ブイ・エーってなんだ?」
 Javaだ。それは!
「HTMLって、どうゆうもんだ?」
 ……ビルダー全盛のいま、素のHTML覚える必要は無いと思うけれど、君、産まれた時から家にコンピュータあるだろう。ホームページ見たことあるだろう。ないのか。
「ビジュアル・ベーシックってなんだ」
 もう一人がかろうじて答える。
「あー、言語だよ。自分でゲーム作ったりできるんだ」
「おっ。スゲー、好きなシューティングゲームできるんだ」
 間違いではない。間違いではない。が、おじさん、気力吸い取られたよ。

 クラブだか何だかの説明を読み始めた。
「囲碁って、オセロと違うのか」
 ちがうよ。
「でも、五目並べの版を使うだろう? 五目並べと違うのか」
 ちがうよ。
「あー、おれ、もう、活字読むの疲れた。家帰って小学校の教科書読み直すよ」
 小学校の教科書じゃなくて良い。たったいま、漫喫いって『ヒカルの碁』読め。きみらが中学生の頃流行ったろ。せめて少年ジャンプ読め。

 ……脱力して、仕事にならん。
2012/09/27 木曜 いまさらだけど
 安倍元首相が自民党総裁に決まった。
 なんかこれで「次は安倍首相だ」みたいな騒ぎ方をしているが、いいのか、それで?

 いまの国政は決していい情況にあるとは思わないが、自民党で上手く行かなかったら、民主に変えて、また元に戻す、と言うのは正しい策とは思えない(もちろん、現状維持が最善手とは言わない)。
 政権としては誰がやっても貧乏くじ。
 特に民主は津波に原発事故というダブルパンチを食らって評価を下げた。自民が政権を持っていれば自民が叩かれただろう。

 この件については別の意見もあるのだけれど、また、今度。
2012/09/30 日曜 狩猟試験
 先日、新宿へ行く機会があったので、都庁環境課へ寄って狩猟試験の申請を出してきた。
 今日が、その試験日である。

 狩猟は警察とは管轄がちがい、各都道府県が管理している(銃による狩猟ばかりではなく、罠、網なども)。東京の場合、東京都である。都庁か立川の出張所で受け付けてくれるらしい。
 環境課にボックスで撮った写真を持っていき、銃砲免許を出して「狩猟試験を受けたい」というとすぐに書類を作ってくれた。もっとも、これはぼくが銃砲免許を持っていたからで、銃砲免許がないと、身分証明書の提示とか、住民票とか、医師の診断書が要るらしいが、ここはすでに銃を持っている人が対象なので割愛。手数料は5200円。
 なお、この辺のデータは全部、ホームページに載っています。

 狩猟、試験は年に数回しかなく、今までずっと受けそびれていたものである。
 その様子をざっと記していく。

 狩猟ったって、実は三種に分かれる。
 第一種銃猟
 第二種銃猟(空気銃)
 わな猟

 である。ぼくが持っているのは散弾銃なので、第一種である。
 合格するためには「知識試験」(筆記)、「適正試験」(視力、聴力、運動能力)、「実技」をクリアしなければならない。
 まず、第一関門が「知識試験」である。

 立川にある市民会館のようなところへ、九時半到着。
 庭にはいろいろと人が溜まっている。手に手に「狩猟読本」を持って勉強している。環境課では狩猟試験のための講習会を開いていて、その時の教科書である。いろいろな都合で受けられなかったのである。
 なお、こちらは一万円とか、二万円かかるらしい。

 タイムスケジュールは十時開始で、四時終了予定。人数によって変動する。
 この日は特に多い日だったらしく、ぼくが受けたのが公民館で一番大きい講堂で、ここだけで250人ぐらい。これとは別にいくつか会議室を使っていたようだ。
 事前に案内があり、わな猟の人が多いので六時ぐらいまでかかるかも知れない、という。
 丸一日かかる試験である。

 九時半の受付開始で受付に並び、十時から知識試験。
 問題は30問。三択で70%が合格ラインである。うち、25問が狩猟全体に関する設問。5問が第一種銃猟に関する問題。
 問題用紙を開いて……わからねー。

 たとえば、
「次の鳥獣の中で狩猟の対象として良いものが含まれているのはなにか」
1.かも、スズメ、ヌートリア
2.ウ、イタチ、ドバト
3.エゾシカ、猿、タヌキ
【ここに挙げた例はいい加減。そもそも覚えていない】

 他にも休止区とか、放鳥区とか、鳥獣保護区とか、知らん規制内容が色々出てくる。まずい。仕方なしに「こりゃ、絶対、正解できる」と言うのを潰していく。

「狩猟の時の服装」
1.動物を驚かさないために、迷彩などの施された服を着る。
2.誤射を避けるため黄色や赤などの目立つ色の服を着る。
3.体温の調整のため厚手の服を着る。
 こう言うのは判った。迷彩服を着て林道を走っていたバイク乗りが間違って撃たれたりしている。正解は2。

 第一種に相当する部分、ラスト近くの5問。銃そのものは扱い慣れており、この部分は自信がある。
 結果、この5問を別にして、自己採点したところ、14問はどうにかなる。あと、一問か二問、当たっていれば合格のはず。だけどポカもあるかも知れないし(見直すと回答欄を、間違えていたところがあった)、

 知識試験は10時から始まって、11:30まで。もっとも、30分もあれば大体終わってしまう。
 11時になれば外へ出ていいというので食事へ。

 12:15。結果発表、合格者の番号が張り出される。
 ほっ。
 合格しました。

 12:30から適性、実技開始。一遍に全員が始めるのではなく、3人ほどが組になって進めていく。銃の扱いもT、U、Vとあり、さらには距離判別試験がある。これも順番通りに進めるのではなく、空いているところから進めていく。幸か不幸か、順番通りに進んだ。

 適性検査。
 視力検査機をのぞき込んで、ヨというかEの形をしたものが向いている方向を応えていく。矯正の強いメガネを忘れてしまったので不安だったが、言われたのもの、全部応えられた。これは聴力検査も兼ねているらしい。
 同じ会場で運動機能試験。屈伸をしたり、腕を上げたりの簡単な動き。ラジオ体操の方がよっぽど激しい。……つーか、これぐらいの体力ないと銃の反動に耐えられない。

T、分解、組立
 銃たって色々種類がある。ボルトアクションが出る場合もあれば、水平二連が出る場合もあるらしい。幸いにして使い慣れた上下二連だった。狩猟用としてはあまり使われない銃なので珍しい部類に入ると思う(事前講習を受ければ教えてくれるらしい)。
「まず、銃を分解してください」
 試験官の言葉に従って先台取り外し、機関部、銃身の分離。で、台に戻す、隣の人が「脱法確認」とを声出しているのでこっちも思い出して、声に出す。
 ついで組立。ぼくには慣れたタイプなのですぐできたが、隣の人が苦労している。銃を保持しているのが面倒になったので薬室解放して、銃口を靴に載せて待つ。その人、なかなか組み立てられない。試験中止とはならずに「後でもう一度やりますか?」とUに進む。
 なぜかポンプ式の空気銃に弾を込める動作をして、構えて、脱包する動作をする。しかも、
「ポンプ式ですが、具合が悪いので実際には操作しないでください」
 おそらく、装弾の確認と、構え(水平撃ちの禁止、人に向けない)を確認しているだけだろうと思う。

U、隊列後進
 台の上に銃が置いてある。その横に模擬弾がある。
「銃に弾を込めて、射撃体勢をとってください」
 思わず「ここで弾込めるんですか」と聞いてしまうが答えは無し。

 薬室の解放された銃を持ち、反対側を向いて中をのぞき込む。
「脱法確認」
 弾を込める。えーと、射場と、猟場では銃口の向きが違ったはずだよな(暴発した時の安全対策)。
 で、上に向けて銃を構える。引き金に指をかけたりしない。
「はい。では、そのまま右を向いてください」
 銃口を下に向けたまま、隣の人にむかないように、右を向く。良いのかよ、弾入ったままの鉄砲持ってこんなコトして。(ぬきゃ、よかった)。
「回れ右して、部屋の反対側に歩いてください」
 ひー。銃口は地面に向けたまま。横向きに銃を保持している人もいる。そう言えば、あんな持ち方もあったな。けど、弾入ってんだよ。いいのか? 弾入れた銃持って歩いて。
 元の場所に戻ると、
「そのまま部屋を一周ぐるりと回ってください」
 怖いよー。
「定位置に戻ったら射撃してください」(床にビニールテープでバミってある)
 姿勢をとる。
「銃を戻してください」
 脱包。排莢機構のスプリングが生きていて、飛び出してくるが、これはちゃんと手で受け止める。落としていた人もいた。もっとも、撃った後の空薬莢という設定なので問題は無いだろう。
 ふー、怖かった。

V、水を渡って、銃の受け渡し。
 一緒に試験を回ってきた人に聞くと、次は団体で銃を持って歩いて、川を渡る設定で、自分の銃を、相手に渡すのだという(どうも、なにをするかは狩猟講習で教えてくれるらしい)。
 でも、え、え、え? あの、それ……。

 団体行動の中でも複雑な動きなのでちょっと詰まっていた。
 ぼくらが待っている間に後の人が来て、まだかかりそうなので員と相談して、階下に降りて距離判定を先にすると言う。で、しばらく待っていたら、距離判定が終わって戻ってきてしまった。
 様子は大体同じ。装弾した銃を持って、部屋の中をぐるりと回り、川、という想定の場所で脱包して、銃を渡し、川を渡り、銃を受け取る(このあたりになると、頭の中が真っ白になっていて、あまり覚えていない)。

「鳥獣判定」
 同じフロアに一人ずつ入っていく。ここは……和室だった。
 係員が
「これから動物の絵を一定のリズムで見せますので、撃って良いものは『ヨシ』と鳥獣の種別、ダメなものには『ダメ』とだけ答えてください」
 パッ、パッ、パッ、という感じで動物の絵や、写真が出てくる。そう面倒なのは出なかったと思うが……ひー、種別答えるの忘れていたぁぁぁ。
 メスの鴨撃っちゃったよ。タヌキは構わないので「ヨシ」と答えたけど、子狸だった。
 全滅ではないと思うが、あーあ。
「鳥獣の種別、答えるの、忘れてました」
 と、こぼすと「全部じゃないですよ」と慰めるような係員の言葉。

 次の、最後の試験
「距離判定」
 公民館の入口に立って、
「あそこに軽自動車が止まっているでしょう? 何メートルぐらいありますか?」
「15メートルぐらいでしょうか」
「道を渡った向こうに、自動販売機がありますね。あすこまでは?」
「50メートルぐらいだと思います」
「その向こうに大きな建物が見えますか? ここから見える一番遠いビルです。あそこまで取りぐらいありますか?」
「350か、400ぐらいだと思います」
「次が最後になります。ここから、25メートルというと、どのあたりでしょう?」
「ゲートの横の木立があります。あのあたりだと思います」
「はい、以上です」
 はい。済みません。距離、知ってました。事前に講習を受けた知人がたまたま受けてきていて、どこが出て、それが何メートルか、覚えていました。ついでに言いますと、飛行機の試験でもスケールは違いますが、似たようなトレーニング、受けています。

 課目が終わったはずなので、最後に受付でもう一度、全部の課目を受けたかどうか確認してもらって、結果発表待ち。
 発表は12日。郵送もあるけれど、受付をしたところでも貼り出される。
 狩猟試験は落とすための試験ではなく、合格させるための試験だという。銃の事故としては狩猟中の事故が多いのは事実だし、競技場でやるクレー射撃と比べて周囲からのクレームも多い。
 とはいうものの、近年、害獣(というのも気の毒なのだが)が増えるのに、ハンターが減って駆除できず、農作物や人間に被害が出ている。猟友会や、自治体では躍起になっているがどうしても追いつかない。
 受かっていると良いなあ。

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