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2012年02月の近況
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2012/02/01 水曜 安物買い?
 ケータイの充電器の調子が悪い。
 差し込んでもすぐに異常充電が出る。携帯を買い換えたときに追加して買ったサードパーティの製品である。買ってすぐはこんな症状は出なかったので、電池がおかしくなったか、別の理由か判らない。しかも再現性がない。
 ところがもともとある純正品ではこの症状が出ない。
 で、純正品をもう一つ、買い足した。
 何ともない。なんだったのだろう?
2012/02/11 土曜 ハイチ二号店
 久々にハイチ二号店へ行ってきた。
 以前は定期的にやっていた食事会が、何年かぶりで開かれるので参加してきたのである。以前はNIFTYの料理フォーラムの定例会のようになっていたが、NIFTYも崩壊して久しい。で、青山が伸びている間に常連で、シェフと飲み仲間だったA氏を中心に復活させた。
 料理は普通に美味しかった。牛タンのディップから始まって、ホタテのソテーサラダ仕立て、冬野菜の煮込み、エゾシカのステーキ、ディザートで終わる標準的なもので美味しかった。

 で、驚いたのが、店の経営陣(?)の交替である。
 創始者の社長は引退して、後任に任せる予定だったのが、どうもそれもできなかった。
 一度は引退していた専務(色黒、ギョロ目のおじさん。ペ)が引っ張り出されて業態を少しずつ変えたらしい。すべての店を見切れないというので、本店を始めすべての支店を閉め、開いているのは西新宿の二号店のみ(まあ、ここは規模が大きいし厨房設備もきちんとしている)。
 液からは離れているが、オフィス街の真ん中にあるのでランチ需要だけで何とかやっていける。他にも豆や、ドライカレーの卸しもやっているから安泰だろう。
 だけど、そうかあ。社長も引退かぁ。

 一号店最期の日には行き損ねたけど、始めて行ったのが、高校生ぐらい。コーヒーがまだ、230円で300円のドライカレーがあこがれだった。
 大学生になると、大学が新宿経由だったので行く頻度が増え、さらにSF関係の人間も集まるようになってきた。店とこっちも持ちつ持たれつで、一号で黙っていると「こっち混むから、二号に行ってくれ」「うん、次からそうする」

 平成を迎えたのも新宿だった。ちょうど、土曜日で、店を出て12時が近づくと、やはり帰りそびれていたSF仲間と「昭和が終わるんだねぇ」なんて話していたのを覚えている。
 そうか、あの頃はまだ勤め人だったんだ。
 あそこだったら、電源も貸してくれるし、土曜日の夜はまた溜まろうかなぁ。
2012/02/13 月曜 将棋
 二三日前、NHKでコンピュータと、人間の将棋の話をやっていた。かつて、チェスで人間のチャンピオンを破ったプログラムに修正を加え、将棋に適用したものだと聞いていた。コンピュータと人間のかなり強いのがやる、とは聞いていたが、結果も知らなかったので興味深く見た。

 棋士がコンピュータを導入して以来、従来の定跡は滅茶苦茶になり「なんだ、この棋譜は!」と言うのが多くなり、わけが判らなくなっていたが、この将棋もこれが将棋? という物凄い荒れた手だった。
 人間は米長・元名人。若手がコンピュータを導入して将棋の様相が大きく変わった時、ベテランには珍しく、PCを導入してガラリと棋風を変えた。なかなかできることではない。
 トップクラスからは脱落しているが、第一線級の棋士である。

 一瞬、矢倉模様に見えたがそれも気のせいで、乱戦というか、狂戦というか、物凄い戦いだった。
 入玉を狙う米長・元名人(プロ棋士がそんな筋を狙うのか!)に対してコンピュータは攻めあぐね、結局、百余手の大勝負の末、角道を塞いだ米長・元名人の隙を突いてたたみ込んだ(終盤はやはりコンピュータが強い)。

 チェスではもう人間はまったく敵わないという。
 一方、米長を破ったとは言え、将棋についてはコンピュータもまだ、完璧ではなく、95%程度の勝率でしかないらしい。
 まったく別の人に聞いたのだが、チェスではどうすれば勝てるか基本アルゴリズムが決定している。将棋も複雑さは七、八桁違うらしいが(すでに「無量大数」を越えているらしい)、同じアルゴリズムで勝てるらしい。
 が、囲碁は複雑さがさらに上で、アルゴリズムも解明されていない。

 ……碁でも覚えるかな?
2012/02/16 木曜 物の価値
 ファミレスみたいな所で仕事をすることが多い。
 PCを持ち込んで書き物をしたり、ゲラを見たりする。当然、ケータイも持って歩く。

 トイレに行く場合なんか、席に置いていくことが多い。なくなるのではないか、と心配することもあるが、まあ、ここは日本だし平気だろう。
 が、置いていく物の価値を考えると不思議な気持ちになる。
 買った時一番高かったのはPCである。新品価格20万ほどだが、中古を五万で買った。初期のXP、しかもVAIOなんぞいまではヤフオクに出してもジャンク扱いである。
 ケータイもそろそろ二年落ちになるガラケーである。ぼくとしては満足しているし、かえる気はない。持ち主としては無くなると困るのだが。スマホ流行のいま、欲しがる人は居ないだろう。
 で、ゲラなんかの場合、ちょっいと横に置いてある万年筆。こいつがくせ者である。昔は手で原稿を書いていたので万年筆は必須であった。しかも、安物だとエライ目に遭う。かといって、いま、まったく使わないのは業腹である。
 で、値段を調べてびっくらこいた。
 プレミアが付いて、下手をすると新品のPCより高い。ぼくが持っている一番高い物では目の玉が飛び出る。ペン先が細ければ赤入れにも使えるのだが、高いやつ、つまりペン先の太いのでは、そうも行かない。
 業腹なので手で書いてやろうかと思ったのだが、みんな止めてくれと言う。
 故・井上ひさしはニンニクエキスをいれてチューチュー吸っていたらしいが、その気にもならない。
 やれやれ。
2012/02/24 金曜 電子出版の是非
 ……といような告知をしたわけであるが、さて今度はどうなるだろう?

 あまり想像したくないのであるし、防ぎたいと願うが、いつか紙の本は絶滅するだろう。特殊な趣味として残るかも知れないが、現実問題として「自炊」すら一般化しつつある。

 話は戻るがいつか本は紙ではなくなる。
 と言う読みがあって実はかなり昔から電子化には手を出していた。古いMac使いの人は「エキスパンド・ブック」などと言う言葉を覚えているだろう。ひょっとしたらここに古い青山の作品が残っているかもしれない。
 が、エキスパンド・ブックがどうなったかはご存じだろう。

 その後、CD-ROM雑誌が流行した。ここに連載を持たせて貰った。小説はぼくが書き、専用のビューアーが同梱され、CDをPCに突っ込んで、クリックでページをめくるとシーンにあった音楽が流れる。CDには小説とシンクロしたゲームが付き、その雑誌のアンケートでトップを取った。売り上げは凄まじく40万部を記録した。

 が、いまや雑誌にCD-ROMが付いていても何ということはない。
 ぼく個人としては、PCの普及率がテレビ並みになったら電子ブックが紙にとって変わるだろうと予測していた。
 だが、この予測は外れた。

 つまり、ケータイである。テレビは一人一台だろうが、ケータイは二台三台持っていても珍しくない。テレビ以上の普及率を実現したのだ。
 一部ではケータイ小説が爆発的に売れ、話題になったが……一般化はしなかった。海外ではスティーブン・キングが電子配信を開始して、撤退。日本では瀬戸内寂聴が別名で作品を発表して、もう携帯小説は書かないと宣言した。
 実は青山も別名で手がけたことがある。はっきり言って鉄板の布陣だった。
 だが、売り上げは出版社、配信会社、いずれにとっても満足のいく物ではなかった。

 iPAD、iphoneがガラケーを追い落とす勢いで世にはびこってきた。
 いつか、いつかは、電子が紙を追い落とすだろうが、さあ、どうなるだろう?

「私は未来を『予測』しようとしているのではない。『予防』しようとしているのだ」
 レイ・ブラッドベリ
2012/02/27 月曜 電子出版の明日
 と言う話を前回、書いた。
 では、書籍が電子化されたからと言って、出版不況が吹き飛ぶのかというと、そんなこたぁない。
 十年、あるいはそれ以上前から書籍(コミック含む)の売り上げはガタガタと減りつつある。消えてしまった作家も多いし、出版社も潰れた(コングロマリット化は予測されていたが)。何しろ、編集者が失業する時代なのだ。
 明日か、明後日か、十年後か、紙の本は特殊な存在になる。じゃあそれで、テキストなりマンガなりの全体の売り上げが上がるかというと疑問である。

 たとえば、新聞。ぼくが新聞を読まなくなって久しい。
 大抵がケータイで配信されるニュース速報で事足りる。もっと突っ込みたい時はPCを開いてニュースサイトを読む。特に国際問題だとCNNとロイターは日本語版があり、国内ニュースと違った角度で情報に触れられる。
 日経新聞が紙版より安い価格で電子配信を行っているが、どうもイマイチだという。
 そりゃそうだろう。現地の生の声をネットで収集できるのだから、わざわざフィルターを通した情報にカネを払う必要は感じられない。

 本、小説も同じだ。時間をかければ図書館もあるし、大手古書店に対して印税を求めるべきだ、と言う声もあったぐらいで、ちょっと待てば読める。昔からの本好きの人でも「文庫になる」のを待つ傾向は存在した。
 電子化したからとて、即座に売り上げに結びつくわけではないのだ。

 じゃあ、書くのを辞めるかというと、それはできない。
 多くの同業者は同意してくれると思うが、モノ書きというのは、文章を書いていないと死んでしまう生き物なのだ。
 もちろん、紙の本を目指すのは当然としても、電子出版の台頭は発表媒体の拡大と考えるべきだろう。
 いまだに小説の新人賞には多数の応募がある。書きたい人、発表欲のある人はまだまだ居るのだ。そんな中からブログに書いた物が大きなアクセスを稼いで書籍化されたり、映像化されたりする。中から大きな才能が生まれてくるかも知れない。

 さて、そこで中堅、あるいは零細の既存作家としてはもし、青山の紙の本を見つけたら「実用」と「観賞用」と「保管用」と「布教用」に加えて「自炊用」の五冊をお買い求めいただくようお願いする次第である。
2012/02/29 水曜 本日は雪天なり
 朝の内、粉雪のように舞っているだけだったので大したことないだろうと多寡をくくっていたが、九時ぐらいになると一面の銀世界である。
 いや、都内なので比喩として。

 おお、これは面白い! とさっそく自動車を出す。軽なのでタイヤの負担が軽いし、4WDなので平気で発進する。スタックしている高級車を横目に走るのは心地よい。止まる時もABSがついているので心配ない。……というか、ABSついていても効くようなブレーキの踏みかたしないし、心地よい。でも寒い。窓ガラスが曇る。スピードでない。

 ウチの場合、自動車は非常用、と言う頭があるので耐久性というか、踏破性というかは重要。
 3.11地震の時、ガソリンを入れるために並んでいて凍死したという話があったが、うちはガソリンも半分まで減れば入れる。仮に家が倒壊しても(いや、無意味に頑丈なマンションなので、そう簡単に壊れたりしないと思うが)、毛布も置いてあるし、自動車の中で一晩、二晩過ごせる程度には装備してある。
 この上、スタッドレスなら文句はないのだが、逆に雨に弱いとか、燃費が落ちると聞いてそこまではしていない。
 まあ、雪道本格的に走るのならチェーン履かせれば良いんだし。

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